ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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タルデュー=ローラン

タルデュー=ローラン

フランス Tardieu-Laurent ローヌ
● 取って置き・・のワインをご紹介します。その昔はかのドミニク・ローランとミシェル・タルデューのジョイント・ヴェンチャーで始まったと記憶しているタルデュー=ローランです。

 ネゴシアンながらその地域の最良の葡萄を入手し、最良のワインを造ることを目指してスタートしました。そしてアドヴォケイトでも満点を取るなど、一世を風靡しました。現状は名前のみ「タルデュー=ローラン」になっていますが、ドミニク・ローランはほぼタッチしていないようです。

 随分と前に購入したものの、物凄く細かいアソートメントでしたので、面倒になって・・余りご紹介せずにそのままになっていました。色々有って・・出て来ましたので、とある1本を飲んでみましたら・・ぶっ飛びました!凄かったです!

 でも・・何が有るか判らないのが人生・・あんなことが有るなんて、誰にも予想できませんでしたよね・・。なので、今回のご紹介分については、

「昔のままの価格」

です。少ないですが是非ご検討くださいませ。


2000 Vacqueyras Vieilles Vignes
ヴァケラス・ヴィエイユ・ヴィーニュ

1445

赤 ミディアムボディ
フランス
ローヌ
ヴァケラス
タルデュー=ローラン

◆◆◆薄汚れ、僅かなハゲが有る可能性が有ります。ご容赦くださいませ。
 また、コラムの内容を必ずご確認の上、ご注文くださいませ。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥5,990 (外税) 
【コスティエール・ド・ニーム1999年を飲んでみて...たまげました!ボルドー1級シャトーも敬礼するかもしれません!】
 取って置き・・のワイン、第二弾です・・。ようやく引っ張り出しました。流石に十数年経過すると、全てのボトルがコンディションOKとはなりませんでしたが、

「こりゃぁ・・駄目だな~・・」

と判断せざるを得ないボトルが1本、

「ん?・・ちょっとだけ液面が低いけど、たぶん大丈夫だな・・」

と思えるのが1本でした。全部で30本ほどでしたので、ダメな確率は3.33%、総合危険率約7%と言うところでしょう。

 で、写真はこの下に有りますが、ダメと判断した2000年コート・デュ・ローヌ・ギイ・ルイも開けてみました。まぁ・・それなりに美味しく飲めましたよ。でも、前回のご紹介時にテイスティングした1999年コスティエール・ド・ニームのしなやかさと深さ、大きさ、丸さとはだいぶ異なり、パレットのエッジがややガサガサして刺々しく、バランスをやや欠いているものでした。

 そして、他のボトルよりも少し液面は低いが、色合いも健全で「たぶん大丈夫」と判断したのが左の写真の、

「2000年クローズ=エルミタージュ・コトー」

でした。これ、1本しか無いので同じものと見た目の比較もできませんので・・「まぁ・・いっか」と言うことでテイスティングに回しました。今回の販売価格でみると5千円ほどになるキュヴェで、コスティエール・ド・ニームよりも高いプライスのものです。状態は健全でした。液量は最初からだったのでしょう。

 で、1999年のクスティエール・ド・ニームと色合いを比較していただくと判り易いと思いますが・・

 1999年コスティエール・ド・ニームは、まるでタンニンが見えるような太さの有る色合いですよね。反対に2000年クローズ=エルミタージュはどうでしょう?・・より明るい色、淡い色合いをしていて、タンニンがたっぷりあるようには見えないように・・エキス系の味わいです。ブルゴーニュ的・・と言うと判り易いでしょうか。

 シラーによるこのワインは、香り多彩でエキシーです。飲み頃に入っていると思われ、少し丸みが出始めています。さすがにエルミタージュとの比較が出来るような大柄なスタイルでは有りませんが、サン=ジョセフをややスタイリッシュに、香り華やかにしたような感じでした。

 でもここは販売分が無いので・・こんなところにしておきます。

 その他のボトルはまず数が無いので飲む訳にはいきませんで・・すみません。出荷時のチェックでコンディションに問題が出たボトル、悪いかもしれないと思われるボトルは、弾くことが有りますので、その際はご容赦くださいね。

■2000 サン=ジョセフV.V.
 「レ・ロッシュ」と畑名が付いたボトルもあるので正確では無いかもしれませんが、タンザーさんは91Points付けています。ご存知のように素晴らしいシラーが出来る土地ですが、エルミタージュのような豪奢なスタイルでは無く、むしろ官能的な引き締まったスタイルです。

■2000 コルナスV.V.
 こちらも「コルナス・コトー」と言う畑名が付いたキュヴェが存在しますが、タルデュー=ローランの場合は基本的に「畑名付きよりもV.V.付きが格上」だと思ってください。コルナス・コトーはタンザーさんで90Pointsですが、ヴィエイユ・ヴィーニュは93Pointsと非常に高い評価が付いています。こちらもよりエキシーなスタイルです。

■2000 シャトーヌッフ・デュ・パプ
 シャトーヌッフには「キュヴェ・スペスィヤル」名のボトルが有りますが、こちらは通常キュヴェです。タンザーさんは92Pointsでしたね。北部のシラー中心のワインに比べ、南部のこちらは数種の葡萄をブレンドしますが、大きく深い味わいになることが多いです。北のエルミタージュ対、南のシャトーヌッフですね。

■2000 ラストーV.V.
 昔はコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュを構成するコート・デュ・ローヌ北部の村、ラストーです。現在は単独のアペラシオンです。グルナッシュ主体でこのキュヴェはドライですから違いますが、ヴァン・ドゥー・ナチュレルも造っている村です。ラストー・ランシオと言う長期保存酒も有りますが日本人にはどうかなぁ・・・タンザーさんは91Pointsでした。これはリーズナブルでしょう。

■2000 ジゴンダス
 ラストー同様に素晴らしいワインが出来るということで早々に(1971年)に単独のアペラシオンを取得しています。南部ですからグルナッシュが主体ですね。V.V.が付かないキュヴェですがタンザーさんは92Pointsです。

■2000 ヴァケラスV.V.
 ジゴンダスに遅れること約20年、単独のアペラシオンを得たヴァケラスです。同様にコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュから昇格しました。まぁ・・ジゴンダスとヴァケラスの区別は非常に難しいです。個人的には幾分ですがジゴンダスの方が性格的に強さを感じる、ヴァケラスの方がエレガントかと思ってますが、むしろ造り手の個性が勝るんじゃないかと思います。タンザーさんは91Pointsです。

■2000 コスティエール・ド・ニーム
 1999年のこのワインが滅茶凄かったので、重い腰を上げ販売する気になった訳です。1本しか無かったので・・でも非常に深いワインでした。タンザーさんはこちらも91Pointsでした。

■2000 コート・デュ・ローヌ・キュヴェ・ギィ・ルイ
 実はこのワインはそこそこ数が有ったので飲もうと思っていたんですが、1本、調子の悪そうなボトルが出て来てしまい、そのボトルを飲んだんですね。

 このキュヴェはコート・デュ・ローヌの上級キュヴェです、タンザーさんはこれも91Pointsです・・なんでもかんでも91Points のように見えちゃいますが、価格を見てお分かりのように、決して安ものじゃぁ無いですよね。

 もしコンディションが良ければ、タンニンがこなれ、見事な躯体と官能さをみせてくれたんじゃないかな・・と思える味わいでした。エッジが立って、どうしてもスムースさに欠ける状態が残念でしたが、他のボトルは問題ないでしょう。

■2000 コート・デュ・リュベロン
 こちらはローヌとは言っても、だいぶプロヴァンスに近い地域です。ボトルの形もボルドー瓶のような肩の張ったものになっています。残念ながらタンザーさんも2000年の評価は無く、2001年ものに90Points付けていました。プロヴァンスが近いロケーションですので、ローヌ南部と言っても「シラー主体」の場合が多く、そこに補助的にグルナッシュ、ムールヴェードル、カリニャン、サンソーなどが入ってくるようです。

 何せ仕入れが古いので、情報もほとんど在りません・・と言うか、その頃は今のように豊富な情報などは無かったですよ。まだFAXが最大の情報転送法でした。ようやくモデムからISDNへ切り替わった頃で、
「商売でインターネットをやってる」
などと言うと、胡散臭い奴・・などと思われていたと思います。


 今回はとてもアイテムは多いですが、それぞれの数は僅少です。是非この機会にご検討くださいませ。アペラシオンで最高のワインを目指した定評あるローヌワインです。


 以下は前々回の1999年もののコラムより転載しています。
━━━━━
 まぁ、「???」のバナーが付いている時は、

「ん?・・何かあるな?」

と、昔からのnoisy のお客様ならお気付きかもしれませんが・・そうなんですよ。もう15年近くも持っていて、ほぼご紹介していないワインたちなんですね。

 何せ、色んなワインの詰め合わせで購入していますので、これが非常に面倒でして・・そのまんまになっちゃってました。2~3本ずつ12アイテムとか、そんな感じの仕入れなんです。なので、

「飲めない・・から各アイテムのコメントが出来ないし、アイテムが多すぎるし・・」

と言うことだったんですね。

 でも素晴らしいワインであったことは、試飲会で判っていました。エージェントさんも気合を入れてタルデュー=ローランに取り組んでいました。


 で、何が起きたかは後程・・目についたので。


「そうだ・・飲んでみようかな?」

と、持ち帰って飲んでみたんですよ。1999年のコスティエール・ド・ニームです。いや~・・物凄いワイン!・・超が付くほど極上のシルキーなタンニンが溶け込んでいて、まるでしなやかなマシュマロを頬張っているかのようです。そこに微細な表情のスパイス、極小の黒、赤、紫果実、ハーブ、花、石灰、土、石・・・良い年のボルドーの上級ワインの熟し始めた時のようなニュアンスです・・。

「これって・・ただのコスティエール・ド・ニームだよなぁ・・」

と、本当にたまげてしまいました。これ、飲んだら絶対にビックリしますよ。


 ですが、今回ご紹介させていただくロットは、あの時、店の棚にバラで乗っていて、おそらく大きく揺れたワインたちだと思うんですね。数が少ないからスペースを埋めるほどでは無いので、下手すればそのスペースでバウンドさえしたかもしれません・・。そう、

「東北地方太平洋沖地震」

です。


 外観からは全く漏れも無く、色合いも健全なんですが、このコスティエール・ド・ニームのコルクは結構染みていて、少々上がって来ていました。写真を撮ろうと思っていたのに・・余りの旨さに舞い上がってしまったのでしょうか・・忘れました・・すみません。温度管理は万全です。停電の時もセラーの温度は上げませんでした。

 なので、

「すべてのボトルをチェックし、キャプスュルが回り、漏れは見当たらないが、液が上がり、コルクを汚している可能性が有る」

んですね。


 勿論ですが、ボトルは横になっていましたので、その状態でバウンドすれば・・そうなっちゃいます。ですが、今回の分、すべてがそのようになっているとも思えません。

 ですので、今回は当時の価格で・・ご案内させていただきます・・少なくともこのコスティエール・ド・ニーム1999年、滅茶凄かったです!

 他のボトルは、
●1999年コート=ロティ
 レゼルヴの名前が付いたボトルも確か有ったと思いますが、どちらもアドヴォケイトは100点だったか?・・すみません、覚えてませんが、いずれにしても凄い評価だったと思います。コスティエールの凄さを見れば想像つくんですが・・。
●1999 ミネルヴォワ・レ・コース
 ミディで最上のワイン・・と評価されています。この地ならではでしてムールヴェードルがシラーやグルナッシュとブレンドされ、かなり複雑性の高い味わいになっていると思います。
●1999 コルナス・コトー
 タンザーさんの評価が見つかりましたが91Pointsだそうです・・。でもそんなレベルじゃないと思います。
●2000 コート・デュ・ローヌ・レ・ベック・ファン・ルージュ
 このワインはご存知の方もいらっしゃるかもしれません。結構売れたワインです。これに限ってはバラ仕入れでは無かったので、ずいぶんご支持いただきました。どうなっちゃってますでしょう!?興味わきません?


 そんな訳でして、実はまだ他にも持ってはいるんですね・・チェックが出来ていませんので、今回はこれだけです。是非ご検討くださいませ!