昨年か一昨年かは忘れてしまいましたが、2008年のバローロ・ガッレッティ(非正規品)をご案内させていただき、非常に好評でした。まぁ・・常にチェックは出来ませんが、イタリアのインポーターさんはコンディションに気を使わないところが大半ですので、ラ・スピネッタにしてもガッサガサなタンニンを口蓋で、尖った酸のエッジを舌で、感じることが多いと思います。
前回のご紹介時も、その辺りをご存知で非常に敏感な方は、
「・・スピネッタですか~?・・noisy さんが~?・・・あり得ない~!」
などと言われてしまいましたが、改めて飲んでいただいてご納得いただきました。
で、今回も、
「良し!めっけ!・・沢山買おう!」
と、飲んでご案内するつもりでしたが、実際に購入出来たのは微々たるものでして・・残念です。
しかし、前回の2008年ものバローロ・ガッレッティがアドヴォケイト92Points、今回の2009年ものが95Pointsと、かなり出来の良いヴィンテージなんですね。
また、バルバレスコの方はサイのエチケッタで知られる単一畑の「ガッリーナ2009年」です。アドヴォケイトは94Points と、何故か格下のバローロ・ガッレッティ2009 の後塵を拝しています・・が、高質感は凄いと思いますよ。
どちらも今回は飲めず・・でも価格も非常にリーズナブルだと思います。ご検討くださいませ。
以下は2008年バローロ・ガッレッティのレヴューです。
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【コンディションが良いとエレガントさまで・・感じます!!とても美味しいです!】
そうなんですよ・・・。イタリアワインのインポーターさんのコンディションはイマイチなところが非常に多くて、しかも、余り管理が行き届いていないショップも多く、結果として、
「良くても半分壊れたワイン」
が巷に溢れかえっている訳です。
ラ・スピネッタのワインもそんな感じになってしまいまして、本来は、
「滅茶苦茶シルキーなタンニンとしなやかなミネラリティ」
が有るはずなのに、それが、
「膨大なタンニンと爆発するフレーヴァー」
に置き換わってしまっていたんです。
そりゃ、飲めば判りますよ・・。痛んでいることに・・。しかし、とことんまで痛んではいないんですよ・・。だから余計に「たち」が悪い。
イタリアワインが高価に成って行くに連れ、売り辛くもなりましたし、エージェント権の移動も激しくなり、美味しいワインにクエスチョンを付けざるを得ず、結果として細ってきてしまったと思います。
このラ・スピネッタの評判はご存知かと思います。

バルバレスコにしてもほとんどが・・「黒・茶系果実」・・と表現されているかと思いますが、しっかり赤果実・・・エージェントさんはチェリーと言っていますが、きれいなものが存在しています。
あ、・・忘れてましたが・・正規品では無いです。正規は買いません・・諸事情から・・(^^
そして、タンニンもしっかりあるには有るんですが・・
「極上のシルク!」
です。
2008年のバローロですから若いですが・・・
「まろやかでピュアさが目立ち、リアルな果実感も立っていて美味しく飲める!」
んですよ!・・ビックリでしょう?
価格も・・頑張りました!・・1本飲んじゃってますから、結構厳しいんですが、持論を正当化するには・・いや、検証するには・・ですね・・、そこは譲れない部分でも有るからです。
「ギシギシしたタンニン」
なんて表現は全く当たりません。
「爆発するフレーヴァー」
・・・どこにも有りません・・・非常に綺麗で、しかし厚みがしっかり有ります。長熟でも有りますし、今飲んでも美味しいです!
是非、どこぞのデパートにでも置いてある同じワインと比較しても楽しいんじゃないかと思いますよ。全く別のワイン・・と思われるかもしれません。澱が有るので、しっかり立てて澱を落としてお楽しみください!

なお、発送につきまして・・冬場は基本、クール指定は不要です。
でも確実に受け取れるか不安な場合、また、凍る可能性が有る場合はクール指定をしてください。
今のところ、当方のクール指定は¥216ですが、普通に料金を払うと・・一個口で¥648
です・・・しかもクールの大きさには限界が有り、重さが15キロまでですので、それ以上はニ個口・・厳しい時代ですね~!
因みにnoisy のところは、「ダブル」「二重」と言われるダンボールを使用しています。左の写真・・・上は一部ですが置いてある倉庫で、下は厚みが判るように撮ってみました。
「ぶ厚いでしょ?」
これで温度変化やショックからワインを守っています。そしてこの中身は皆さんもご存知のような梱包ですので、クールしなくてもまず大丈夫です。ご安心ください。
基本はやっぱり「管理」かなと思います。コンディションの良いワインでミネラル補給、疲れを癒しましょう!
忘れてましたがラ・スピネッタのガッレッティ!お奨めです!