【凄いです!・・「えっ?・・どうしちゃったの?・・何が有ったの・・?」心に響くとんでもないメロンの高質なアロマに、誰もが振り返るでしょう!・・めちゃ安!】

余りに美味しいのです・・このラ・ブードリオット・ブラン2022年が・・。
いや、今までも美味しかったんです。一番食べごろに成熟した、超高級メロンが香り、その甘やかでエキセントリックなアロマは気品に満ち、ふんわりとその成熟した魅力を美しく伝えて来ました。
余り数が来ないで普段はかなり無理をしないと開けられないんですが、2022年ものはフィネスさんがテイスティング分を用意してくれたので助かりました。
で、飲んでみますと・・言葉が出ない・・(^^;; いや・・旨いとしか言いようが無いんです。過去最高は間違い無しで、ガニャール=ドラグランジュと言うよりも、
「フォンテーヌ=ガニャールと一緒の質感・・!・・いや、それ以上??」
とまで熱が入ってしまうほどに、ボトルを抱えて眠りたいと・・このままどこかへ行ってしまいたいと思ってしまうような、素晴らしい芳香にノックアウトされてしまいました。
で、実はフォンテーヌ=ガニャールの2022年ラ・ブードリオットも飲んでまして・・(^^;;
フォンテーヌの方は同様に旨いんですが、もっと精緻なんです。フォンテーヌはよりポテンシャルが高いかと感じた訳ですが、今の美味しさを考えてみると、この・・
「ガニャール=ドラグランジュの官能さは、人智を超えて脳直結の甘美さ!」
とも言うべき、恐るべき芳香を持っている訳です!

なので、ポテンシャルはよりフォンテーヌ=ガニャールが上で、ただしまだ仕上がり切っていないのだろうと確信しつつ、それでも正しいと言い切れなかったので、抜栓直後のスタイルを担当のK君に電話で尋ねてみたんですね。
「・・ガニャール=ドラグランジュのラ・ブードリオット2022年なんだけど・・あれ、物凄いね・・どうしちゃったんだろ・・フォンテーヌと畑は違うの?」
と尋ねると、
「・・凄いですよね・・私もビックリしました。畑は同じです。造ってるのはフォンテーヌですから・・。」
「そうだよね。でもフォンテーヌの方はもっと締まってるでしょ?」
「そうなんです。まだ(表情がしっかりは)出て来ていなかったんですよ。で、ガニャール=ドラグランジュの方は、抜栓直後は少し乳酸っぽいアロマが有りましたが、それが消えたら物凄いアロマが出て来ました。」
「そう・・スッゴイ・・メロンでしょ?・・超高質の・・」
「そうなんです・・驚きました。」
そんな話しになったんですね。あ、サンプルなんですが、フィネスさんで開けたものを送ってもらってからテイスティングしたので、もしかすると一番良い状態で飲んでしまったのかもしれないですが。
まぁ・・あれほどのアロマには、滅多にお目に掛かれない・・凄い芳香です。メロンと言うと間違えられるかもしれませんが・・そもそもメロンは柑橘類じゃありませんが、ある種・・その超高級な柑橘が完熟して甘美な芳香を得た状況に近く、しかし・・あのアロマを例えるとするなら
「超高級メロンの完熟状態」
と例えるしか無い・・そう思えてしまうんですね・・ある種、思考回路が飛んでしまうほどのアロマです。そして、口内でコロコロと転がしますと・・まさに、
「至福の時間」
を得られるんですね。
ル・モンラッシェとか、バタールなどの優れたグラン・クリュと対峙する時の、緊張感に対する緊張感とはまた違った方向ではあります。むしろ、
「弛緩を得てリラックスする」
に近い感覚で甘美な味わいを楽しませてくれます。
これはぜひ・・経験してみてください!・・今まででベストは当たり前ではありますが、価格は非常にリーズナブルです!超お薦めです!
以下は以前のレヴューです。
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【何時も美味しいトップ下!・・気に入っていただけると思います。】 ガニャール=ドラグランジュの2番目のワインです。
ガニャール=ドラグランジュが評価対象になっている時のもっとも近いものでは、
「2018年もののラ・ブードリオットが94ポイント!」
です。
そして、ガニャール=ドラグランジュのバタール=モンラッシェの海外メディア最高ポイントも94ポイント・・(^^;;
まぁ、実際には決して・・
「ほぼ同じポテンシャルと言うことは絶対に・・無い」
のがこの世界の掟です。もし仕上がったものがそうだったら、そのドメーヌはその年のバタールをリリースしないでしょう・・当たり前ですよね。
ですがそれを言っても・・このラ・ブードリオットはお勧めです。独特の雰囲気を持つ「端正さ」は誰が飲んでも感じられると思います。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【過去最高間違い無し!・・すでにフォンテーヌ=ガニャールに負けず劣らずの質に達しています!多彩な色彩の柑橘果実のフレーヴァー、素晴らしいです!】

激旨です!・・この下の方に2016年もののグラスの写真が有りますが、
「明らかに違う!」
のが歴然としています。
2016年ものは・・クラシカルで内向的に見えてしまいますが、2019年ものも2020年ものも・・柔らかさが見えるようじゃないですか。2018年ものはやや硬さが見え、2017年ものは・・最近の写真と比べますとクリスタルな感じは見えるものの、結構に硬そうな感じ・・2016年ものになると、そのクリスタルな感覚はさらに増え、相当な硬さを想像してしまいます。
海外サイトによりますとどうやら・・ビオディナミに取り組んでいたそうで、この数年はその転換時期だったようです。
そこに2020年と言う、
「ブルゴーニュ・シャルドネにとっては最高のヴィンテージ」
に違いないと思いますが、その恩恵を最大に受けられたと想像しています。
ですから、香る柑橘のふくよかな柔らかさと多彩な色感覚・・緑も青寄りのも黄色も白もやや赤いの、ややオレンジと・・しまいには、
「おっ?・・コート・デ・ブランのグラン・クリュ・シャルドネか?」
みたいなアロマまで飛び出す始末・・中域の適度な締まりを持ちつつも柔らかさと表面張力を持っているかのような膨らみ方・・グラスを斜めによぎる「涙」の太さ、
「素直に落ちて行きたいのに横にしか行けないグラの素晴らしさ」
を感じます。

飲んでいて・・楽しくて仕方が無い・・そんな味わいでした。
すでにフォンテーヌ=ガニャールと同等の品質・ポテンシャルになっていると感じざるを得ない出来ですので、
「価格的にも相当に魅力!」
だと思います。
また海外メディアも高評価を付け始めていまして、ワインスペクテイターは2017年ものに93ポイント、2018年ものに94ポイントと・・しています。95ポイントを標準的な1級のトップ評価だと仮定しますと、2019年ものは95ポイント、2020年ものは・・それ以上に比するかと感じています。
是非飲んでみてください。このクラスで最高に旨いです。バッキバキのラxネさんのブードリオットを超えているんじゃないかと思います・・いや、思いたいですね。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【これは激ヤバ!・・ラモネを超えたんじゃない!?・・と言いたい素晴らしい出来です!】
凄く美味しいです・・感動の美味しさ!・・高級メロンとラ・フランスなアロマがグラスから溢れんばかりに飛び出して来ます!
テクスチュアはしなやか、柔らかでふんわり感を纏い、細い糸をさらに何本も撚り合わせた太い糸に、劇的に滑らかな高質オイルをしみこませて舌の上を転がって行くかのようです。
そこでまたメロン・・良いですね~・・。液体は甘く無いのに、頭の中では極上クラスの果実の甘さが完全に出来上がって幻想が現実として感じられてしまいます。これ・・2019年ものなんですよね・・。あり得ない美味しさです。
このところ何年かは飲めていませんが、あのラモネさんちのラ・ブードリオット・ブランと比較しても、多分・・凌いでいるんじゃないかと思いますよ。ラモネさんちはもっと硬質で、若い時期に開けると・・美味しさが載って来ないんですよね・・まぁ、2019年ものはもしかしたら・・と言う部分は有るかもしれませんが。

因みに・・海外メディア評価の2019年ものの評価は見当たらなかったので、2018年もので比較してみましょうか・・。
・2018 Domaine Jean-Claude Ramonet Chassagne-Montrachet 1er Cru "Boudriotte"
94 points Decanter
91 points Allen Meadows - Burghound
91 points Wine Spectator ・2018 Domaine Gagnard-Delagrange Chassagne-Montrachet 1er Cru "Boudriotte"
94 Points Wine Spectator ラモネさんの2018年ラ・ブードリオットにデカンターは94ポイント付けていますがメドゥズさんとワインスペクテイターは91ポイント。
ガニャール=ドラグランジュの2018年ものラ・ブードリオットは評価者が少ないですが、ワインスペクテイターが94ポイント・・ですから、同じ評価者(違う可能性はあります)が、ガニャール=ドラグランジュのラ・ブードリオット・ブランの方が3ポイントも上!・・と言ってる訳ですね。
そして、noisy も2018年、2019年と飲ませていただいてますから、2019年ものがより素晴らしい・・のを確認しています。
もう・・最高の1級格シャルドネです。そして、
「ラモネさんではよく判らなかったラ・ブードリオットのテロワール特性が見える?」
ような気がして来ました。
これはもう・・飲むべきでしょう!・・そして驚いてみて下さい!・・この素晴らしい果実の表現に・・超お勧めします!
以下は以前のレヴューです。
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【激旨です!・・これは飲まなきゃ絶対に損!・・ドラグランジュの名前と共に脳裏に刻んでおきましょう!】
凄い美味しいです!・・完璧でしょう。むしろ、こんなに美味しいブードリオットに出会ったのは久しぶりですし、リリース直後からこんなバランスに出会ったのは初めてと言って良いかもしれません。
そもそもブードリオットは、どちらかと言えば大柄で濃密、力強い味わいが特徴ですが、ややもすると「鈍重」になりがちでして、最近のドラグランジュは結構に・・そっちに言ってしまっていた訳です。
なので、ちょっと「野暮ったい感じ」に思えてしまう訳ですが、2018年ものはしっかり「エルヴァージュ」も出来た様ですし、何よりも、
「樹齢の高い葡萄の質がめちゃ良かった!」
ことが伺えるんですよ。
なので、「シャサーニュのムルソー(・ペリxxx)」とも言いたくなるブードリオットがここまで美味しいなんて、覚えていない位久々です。
シャサーニュ村名でも書いたんですが、滅茶美味しいのに何故か悲しくなる・・どこか、
「線香花火の火球が落ちる前の・・チリチリっとした哀愁ただよう輝き」
にも感じられたからでしょうか。
今飲んでも滅茶美味しいです!・・もし置くなら5年・・でしょうかね。是非品温を高めにして飲んでください。素晴らしい出来!お勧めします!
以下は以前のレヴューです。
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【2017年のガニャール=ドラグランジュのシャルドネは、偉大なドメーヌの最後の輝きを見せました!超お勧めします!】
もう閉じることが決まっているドメーヌです。その昔は「ドラグランジュ」と言えば、シャサーニュの三傑に入るトップ・ドメーヌでした。これからはブラン・ガニャールやフォンテーヌ・ガニャールに吸収され、終わる運命になっているそうです。
2016年のドラグランジュは、美味しかったですが「取り立てて」何かを言えるほどでは有りませんでした。なので、2017年ものもそうだろうと・・高を括っていたのは事実です。
ピノ・ノワールをすでにご案内させていただいていますので、情報としましては、
「2017年のドラグランジュは素晴らしい!」
と言っていることはご存じでしょう。今までに無く、生き生きとしたディテールを見せ、しかも「ポテンシャルも」このところでは言及しきれないほどだったものが・・どうしたことでしょう・・素晴らしいんです・・そう感じてしまいました。
消え去る者の最後の輝き・・とでも言うべきでしょうか。センチメンタリズムのみじゃないか?・・とも言われてしまいそうです。
ですが、元来・・嘘を言うのが苦手なnoisy ですから、長くお付き合いくださっていらっしゃる方には判っていただけることと思います。最も、嘘を言うのも苦手では有りますが、おべんちゃらを言うのはもっともっと苦手なので、この性格には本当に苦労させられました。一体どうしたもんでしょうね。
確かに、今ではもう、このような造りをする者はいないんじゃないか?・・と思えるほどにクラシカルです。別に取り立てて「ピュア」に見せたいとか、開けたてから美味しく飲めるようにドライアイス・炭酸ガスを使おう・・とかは、全く無いでしょう。
しかし、クラシカルに・・一生懸命造った。決してガニャールのセカンドワインでは無い!・・と言うのがビシバシ伝わって来るんですね・・。凄い美味しいんですよ・・村名シャサーニュ・ブランも、1級ブードリオットも。
村名シャサーニュ・ブランは下手をすればフォンテーヌ・ガニャールを喰っちゃってます。そう感じられる方もいらっしゃるに違いない・・クラシカルな良さが見事に出ています。・・いや、残念ながら写真がどこかに消えちゃったんです。iphone の中に入っていたはずなんですが、ちょうど切り替えの時期でして、入れ替えたら消えちゃったんですね。バックアップをしていたのが悪い方に出たのでしょう。同じファイル名で違う写真が出来てしまったようで、しっかり無くなってました。すみません。
ブードリオットの写真は残ってました。これ・・すげ~・・美味しいです。畑のロケーションから想像できないかと思いますが、サン=トーバン的な冷涼感やミネラリティの強さをシャサーニュの幾分の暖かさが中和し、草花や果実、スパイスのディテールを見事に描いています。
そんな話しをしていましたら・・店でそれなりに無くなってしまいまして・・こんな数ですみません。
なお、バタール=モンラッシェは飲めていませんが、
「世界で一番リーズナブルでポテンシャルの高いバタール!」
であることは間違いないでしょう。
もう後が無い、この見慣れたエチケットも見られなくなるのは寂しいですが、日本ではまだ余り有難られていないフォンテーヌ・ガニャールが引き継いでくれることを願います。是非ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【バランス良く見事な仕上がりでした!シャサーニュらしい表情を軽やかにしっとりと伝えてくれます!】
ガニャール=ドラグランジュが変わり始めたのか、それとも2016年のシャルドネがグレートイヤーだからなのか・・判断が付きませんが、
「見事に美味しい!」
です。
シャサーニュ=モンラッシェが何故ピュリニー=モンラッシェの格下に見られてきたのか、その真実は判りませんが、ピュリニーの方がより楽に「判りやすい美味しさ」に仕上げられたことが一番の理由のような気がします。後は、真面目な生産者が多かったのでしょう・・(^^;;
非常にドライに仕上げられていますが酸バランスは良く、綺麗なパレットを描けます。ダメなシャサーニュは甘さに寄りかかり酸が無いか、もしくは酸バランスがバラバラ・・・と言ったワインが多いと感じています。ワインの場合、元となる葡萄の良さが第一義ですから、畑仕事がどれだけ適切に、丁寧に出来るかと言うことでしょう。
柑橘系の白・黄色、ほんのわずかに橙が有るかな?・・と言うような果実バランスに、適度なバランスの石灰が有り、適度な粘性を持ったグラの有る飲み口です。豊満・・とまでは行かないのがむしろ適切で、いつまでもダレない美味しさが光ります。
今回は特別セットも組ませていただきました。あの造り手の希少なワインに、このガニャール=ドラグランジュのシャサーニュの赤白の3本セットです。ご検討いただけましたら幸いです。
以下は以前のレヴューです。
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【絶対に外さない選択でしょう!】
シャサーニュの村のど真ん中から僅かに南にズレた位置にある「ラ・ブードリオット」です。
ここの畑は「モルジョ」とも名乗れますが、敢えて「ブードリオット」をクレジットしています。まぁ、モルジョ系だと思っていただいて結構ですが、一般的なモルジョのイメージよりもやや繊細系かな?・・と言う感じがします。
村名シャサーニュ・ブランが「実にちょうど良いドライな美味しさ」を見せるのに対し、ブードリオットはさすがの1級、濃密さと繊細さをかなり載せた味わいで、
「まん丸なパレットを描いてくれる」
実に美味しいシャルドネです。樹齢が古いことがその由縁かと思えます。村名と比較しますと、各段の差が有ると感じられるかもしれません。
やや緑の入った美しい照りの有る色合いから、黄色、白の果実・柑橘、石灰、煙のニュアンス・・ノーズに甘いニュアンスを感じるほど良い感じの濃密さが有ります。勿論全く甘く無く、とてもドライです。
皆さんは結構にピノ・ノワール好きでいらっしゃる方が多く、シャルドネばかりご案内していると・・結構にご注文が間延びした感じになってしまうんですが、ブルゴーニュの素晴らしいシャルドネを飲みつけていると、ついつい、シャルドネばかりを飲みたくなってしまうんですね。
noisy のところも、カミさんはピノ(赤)よりシャルドネの方が好きらしく、
「どう?このワイン?」
と尋ねると、シャルドネの場合は、
「美味しいよ!」
と返ってくるんですが、ピノの場合はややトーンが低いんですね。まぁ、食事も有るでしょうし、好みも有るかと思います。それに、
「畑の位置やドメーヌについて」
などを知っているとか、知らずとも興味が有るかどうかなどでも、変わって来てしまいますよね。
まぁ、例えばモルジョの場合は、修道院の周りの1級畑は実際は違う名前で有っても、「モルジョ」と名乗れたり、名乗れなかったりします。なので、反対に言えば、モルジョと言う1級畑を良く理解しよう・・とするなら、非常に難しいことに成ってしまう訳ですね。noisy も未だに良くは整理出来ていません。結構に様々な表情のモルジョに出会いますんで・・。
こちらはぜい肉の無いスレンダーな躯体をした、やや繊細系で縦構造の深い・・横向きの肉の付き過ぎない、オイリーさは有るにせよ、オイリーだと断言するまで行かないタイプのモルジョ・・いや、レ・ブードリオットです。美味しいと思います。これは飲んでしまいますよ。ご検討いただけましたら幸いです。お勧めします!