【2022年ラ・ブードリオット・ブランの余りの凄さに感激して、思わずバタール=モンラッシェを開けてしまいそうになりました・・が耐えています・・今のところ!価格も2021年ものから5.5%値下げしました!】
noisy はピノ・ノワールも好きですが、シャルドネも・・と言いますか、ブルゴーニュで造られるシャルドネなどの白ワインも大好きなんですね。
まさに、「甘露」と言うべき味わいで、その芳香はまた・・それぞれの個性で大きく異なる訳ですので、
「余りに凄い出来のシャルドネに出会うと・・それまでのピノ・ノワールが全て飛んでしまう・・」
みたいな経験をされた方も結構にいらっしゃるのでは?・・と思うんですね。
で、流石にいまのところは開けてはいないんですが、もしかすると noisy も開けてしまう可能性が有ります。
価格もリーズナブルですし、それに・・
「ガニャール=ドラグランジュのバタールも息子たち、フォンテーヌ=ガニャールで造っている」
訳ですよ。
それに、ラ・ブードリオット・ブランの出来は半端無く、少なくとも・・フォンテーヌ・ガニャールと同等で・・しかも今飲んでも素晴らしい訳ですから、
「このバタール=モンラッシェでも同じことが起きないと誰が言えるだろうか?」
と考えますと・・判らなくなってしまう訳です。
今時、この価格で購入できるまともなバタール=モンラッシェは他には無いと思われます・・あ、思い出しました。
「あのブシャール・ペール・エ・フィスがネゴス部門を終了する!」
と言う話しをお客さまから聞きまして驚いた訳ですが、もはやネゴスとして葡萄を得て、それを醸造して販売する、樽買いして販売するのは無理!・・と言うことなんですね。
ですので、今はネゴスものの方が高くなってしまう時代でも有りますから、
「いずれフォンテーヌ・ガニャールに吸収されるガニャール=ドラグランジュだとしても、跪いて飲むべきモンラッシェと同等のワインであるバタール=モンラッシェ」
であることには違い無いですので、もしご予算が許すので有れば・・いかがでしょうか?・・
因みにフォンテーヌ=ガニャールの2022年バタール=モンラッシェは
18.5/20 ≒ 97 Points Jancis Robinson
96 Points Tim Atkin
94~96 Points Vinous
95 Points Burghound
と好調で、ル・モンラッシェ2022年は、Sarah Marsh M.W. が98ポイント、付けていました。
ご検討いただけましたら幸いです・・。
以下は以前のレヴューです。
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【おそらくまともな造り手の中ではもっともリーズナブルなバタール=モンラッシェでしょう!】 希少なアイテムです。2本だけ・・。さすがに2021年ものは少ないです。
ですが、村名シャサーニュを飲んで感じたことは、
「2021年のボーヌの高級シャルドネは何を飲んでも滅茶美味しい!」
ので、
「村名シャサーニュの仕上がりを見ると、価格も味わいもまさに狙い目!」
と言えるかと思います。
まぁ・・5~6万円もするのに狙い目って言ったとすると・・一体何を言ってるのかと思われるかもしれませんが、海外も5万円以下はゼロです。そして、今や日本の「円」は、海外の方にとってはとてつもなくリーズナブルですから、
「外人さんが日本にわんさか押し寄せている」
のも間違いありません。
まぁ・・このままでも良いっちゃ良い訳なお方も多いはずですが、ずっとこのままのはずもなく・・、
「日本人の所得もいずれ海外並みになって行く」
のも間違いない訳ですから、少なくとも「先行投資?」にはなろうかと思います。飲みたいですね・・バタール!2019年ものをいただきましたが、2021年のモンラッシェ系はめちゃ美味しいですから・・ご検討くださいませ!
以下は以前のレヴューです。
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【2020年のシャサーニュ1級ラ・ブードリオットや村名シャサーニュを飲めば、このバタールが半端無い出来で非常にリーズナブルなことは想像できてしまいます!非常に素晴らしいはず!】
実は村名シャサーニュの2020年白も飲ませていただきまして・・
「これ・・安くてめっちゃ旨いじゃん・・!」
と少し舞い上がっていたんですが、何故か割り当てが無く・・凹んでいました。少ないのでレストランさんに行っちゃったかな・・。
個人的にはドラグランジュの2020年のラ・ブードリオットは、1級クラス・トップの評価に匹敵するかと感じていますので、間違い無くこのバタール=モンラッシェ2020年はそれを超えてくること間違いないと踏んでいます。
その割には少し昔のラミーのクリオ=バタールや、バシュレ・モノのバタールと同様か、少し安いくらいの価格ですから、
「今最もリーズナブルで、最高クラスのモンラッシェの味わいを感じさせてくれるに違いないバタール!」
と言うことになるかと想像しています。流石に2020年もののバタールは開けられません・・ので、この下の2019年もののレヴューをご参考にされてください。
また・・海外の情報ですと、すでにこのド・ラグランジェの畑もビオディナミになっているそうです。まぁ・・3~4年前のドラグランジュの古典的な仕上がりのワインからは、そのナチュールな部分を想像など不可能でしたが、2019年、2020年と連続して素晴らしい柔らかさを見せる味わいを確認すると、さもありなん・・と思わざるを得ません。
非常にお買い得かと思います。ご検討くださいませ。
以下は2019年もののレヴューです。
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【最高立地のグラン・クリュ・シャルドネだけが見せる厳めしさ、壮大なスケール、未開の粒子が凝縮している「様」を楽しめます!】
2019年もののガニャール=ドラグランジュのワインにあって、このようやく飲めたトップ・キュヴェだけが・・微妙にイントネーションが異なっています。
「若くほとばしるような情熱が余り感じられない・・」
んですね。もしかしたらこのボトルは状態が今ひとつだったかもしれません。
ですが、ま~・・半端無い・・マンモスぶり、巨匠と言うにふさわしいような、途轍もない広大さを持った怪物でした。
ブラン=ガニャールのマルク・アントネーさんが若さを削りながら造っているのか・・と思っていましたが、これだけは親父さんのジャン=マルク・ブランさんなんじゃないかと思うんですよ。
このところは全然飲んでいませんがブラン=ガニャール的な味わい・・2016年以前のガニャール=ドラグランジュ的な味わいを引きずっているような感じがします。
それでも、数日に分けて楽しませていただいており、今もまだそれを継続中なのでそろそろ2週間?・・になろうかとしていますが、
「閉じる・・・少し開放する・・がまた閉じる・・結構に開放する・・閉じる・・少し開放する」
を延々に繰り返しています・・(^^;;

その姿は、一般的な想像で言うところの「バタール=モンラッシェ」と言うよりは、「ル・モンラッシェ」に近いような・・緊張感が漲った繊細な味わいをしています。
繊維・・と言っても着物に使用するような糸と言うよりも、どこまでも細く伸ばした金属性の糸..を撚り合わせたような印象です。
なので、その糸に味蕾が触れると、むしろその反応として・・イオンとかそんな感じでしょうか・・そんな、ちょっとレベルの違う飲み物を口にしているような感覚になります。
フォンテーヌ=ガニャールの2019年のクリオ=バタールを飲まれた方は、その素晴らしさを伝えてくれました。同じく2019年のバタール=モンラッシェを飲まれた方は「化け物」と言うようなニュアンスでその存在の姿を教えてくれました。
このガニャール=ドラグランジュの2019年バタール=モンラッシェの今は、フォンテーヌ=ガニャール的な、それでもどこか「ゆったり」「ふっくら」「優しい」味わいは・・多分しないと・・思います。
しかしながら、この最高級のシャルドネがそのテロワールの本当の姿を見せてくれるのには間違い無いと思います。
久しぶりに楽しんでいます!・・毎日・・ほんの少しずつ・・舐めているんです。面白いですよ・・これをやりますと、
「シャルドネはとんでもない狸寝入りをする」
のが判るはずです。本当に何にも無くなります。単に硬くちょっと酸っぱい水・・でしか無くなってしまうんですね。でもそれが翌日にはとんでもなく香って来たりするんです。このバタールはそんな時に、素晴らしい姿を見せてくれます!・・5年、10年・・の寿命では有りません。是非トライしてみて下さい。
以下は以前のレヴューです。
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【すみません・・これだけは飲んでいません!】 まぁ、もう売らなくても良いか・・みたいなワインです。ドメーヌもののバタール=モンラッシェでこのプライスは最安値じゃないかと思ったりもします。
それにまぁ・・海外メディアも、以前は少しはスリスリしていたはずなのに、ご当主のジャックさんが亡くなり、将来ドメーヌを閉じることが決定的になると・・見向きもしないんですよね。フォンテーヌ=ガニャールは毎年、多くのメディアがレヴュー・テイスティングリポートをしており、むしろ、モンラッシェやバタール、クリオ=バタールと言った垂涎のシャルドネのテイスティングを楽しみにしているかのようにも感じられます。
そんなところも有ったんじゃないかと思う訳です。
「何だよ・・今まで散々・・」
と言ったような想いが、子供さんたちにも生まれたのか、2017年でかなり・・・2018年はビックリするほどの素晴らしいワインを造り上げています。
ですので、飲めては居ませんが、このドメーヌの今の看板でもあるバタール=モンラッシェ(以前の看板はモンラッシェ)が悪い訳はないと思っています。
非常にリーズナブルです。テイスティングコメントが出来ずに申し訳ありませんが、おそらく95Points ほどは有るんじゃないかと勝手に想像しています。ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【2017年のガニャール=ドラグランジュのシャルドネは、偉大なドメーヌの最後の輝きを見せました!超お勧めします!】
もう閉じることが決まっているドメーヌです。その昔は「ドラグランジュ」と言えば、シャサーニュの三傑に入るトップ・ドメーヌでした。これからはブラン・ガニャールやフォンテーヌ・ガニャールに吸収され、終わる運命になっているそうです。
2016年のドラグランジュは、美味しかったですが「取り立てて」何かを言えるほどでは有りませんでした。なので、2017年ものもそうだろうと・・高を括っていたのは事実です。
ピノ・ノワールをすでにご案内させていただいていますので、情報としましては、
「2017年のドラグランジュは素晴らしい!」
と言っていることはご存じでしょう。今までに無く、生き生きとしたディテールを見せ、しかも「ポテンシャルも」このところでは言及しきれないほどだったものが・・どうしたことでしょう・・素晴らしいんです・・そう感じてしまいました。
消え去る者の最後の輝き・・とでも言うべきでしょうか。センチメンタリズムのみじゃないか?・・とも言われてしまいそうです。
ですが、元来・・嘘を言うのが苦手なnoisy ですから、長くお付き合いくださっていらっしゃる方には判っていただけることと思います。最も、嘘を言うのも苦手では有りますが、おべんちゃらを言うのはもっともっと苦手なので、この性格には本当に苦労させられました。一体どうしたもんでしょうね。
確かに、今ではもう、このような造りをする者はいないんじゃないか?・・と思えるほどにクラシカルです。別に取り立てて「ピュア」に見せたいとか、開けたてから美味しく飲めるようにドライアイス・炭酸ガスを使おう・・とかは、全く無いでしょう。
しかし、クラシカルに・・一生懸命造った。決してガニャールのセカンドワインでは無い!・・と言うのがビシバシ伝わって来るんですね・・。凄い美味しいんですよ・・村名シャサーニュ・ブランも、1級ブードリオットも。
村名シャサーニュ・ブランは下手をすればフォンテーヌ・ガニャールを喰っちゃってます。そう感じられる方もいらっしゃるに違いない・・クラシカルな良さが見事に出ています。・・いや、残念ながら写真がどこかに消えちゃったんです。iphone の中に入っていたはずなんですが、ちょうど切り替えの時期でして、入れ替えたら消えちゃったんですね。バックアップをしていたのが悪い方に出たのでしょう。同じファイル名で違う写真が出来てしまったようで、しっかり無くなってました。すみません。
ブードリオットの写真は残ってました。これ・・すげ~・・美味しいです。畑のロケーションから想像できないかと思いますが、サン=トーバン的な冷涼感やミネラリティの強さをシャサーニュの幾分の暖かさが中和し、草花や果実、スパイスのディテールを見事に描いています。
そんな話しをしていましたら・・店でそれなりに無くなってしまいまして・・こんな数ですみません。
なお、バタール=モンラッシェは飲めていませんが、
「世界で一番リーズナブルでポテンシャルの高いバタール!」
であることは間違いないでしょう。
もう後が無い、この見慣れたエチケットも見られなくなるのは寂しいですが、日本ではまだ余り有難られていないフォンテーヌ・ガニャールが引き継いでくれることを願います。是非ご検討くださいませ。
以下は以前のレヴューです。
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【バランス良く見事な仕上がりでした!シャサーニュらしい表情を軽やかにしっとりと伝えてくれます!】
ガニャール=ドラグランジュが変わり始めたのか、それとも2016年のシャルドネがグレートイヤーだからなのか・・判断が付きませんが、
「見事に美味しい!」
です。
シャサーニュ=モンラッシェが何故ピュリニー=モンラッシェの格下に見られてきたのか、その真実は判りませんが、ピュリニーの方がより楽に「判りやすい美味しさ」に仕上げられたことが一番の理由のような気がします。後は、真面目な生産者が多かったのでしょう・・(^^;;
非常にドライに仕上げられていますが酸バランスは良く、綺麗なパレットを描けます。ダメなシャサーニュは甘さに寄りかかり酸が無いか、もしくは酸バランスがバラバラ・・・と言ったワインが多いと感じています。ワインの場合、元となる葡萄の良さが第一義ですから、畑仕事がどれだけ適切に、丁寧に出来るかと言うことでしょう。
柑橘系の白・黄色、ほんのわずかに橙が有るかな?・・と言うような果実バランスに、適度なバランスの石灰が有り、適度な粘性を持ったグラの有る飲み口です。豊満・・とまでは行かないのがむしろ適切で、いつまでもダレない美味しさが光ります。
今回は特別セットも組ませていただきました。あの造り手の希少なワインに、このガニャール=ドラグランジュのシャサーニュの赤白の3本セットです。ご検討いただけましたら幸いです。
想像を絶するような大変な苦労をしつつ仕上げるモンラッシェと言うワインは、世界最高峰のシャルドネでは有りますが、あのD.R.C. でさえ、毎日手入れを欠かさず、しかも造れるボトルは僅かです。畑自体が病気の蔓延で、
「もうどうにもならない・・」
とさえ言われてもいます。
しかしそんな中でもやはりモンラッシェはリリースされ続けています。本当に大変なようです。そして樹は古木になることが出来ないほど・・だそうです。
庶子と名付けられた下部に存在する「バタール=モンラッシェ」は、70年代の格付け時にグラン・クリュに値しないとされた下部の部分を切り捨てて誕生しています。そして、「モンラッシェ」のような病気はほとんど発生していないようです。それこそD.R.C.が造るほんの僅かなバタール=モンラッシェは、ネゴシアンに樽ごと売却されたり、一部は保存され、ドメーヌでの接待などの際に供されています。
つまり、言ってしまえば、
「モンラッシェは素晴らしいがもう数量が出来ることを望めず、シャルドネの現実的トップワインはバタールとシュヴァリエである」
と言うことなんですね。
今回のこの2016年バタール=モンラッシェ、ドメーヌ・ガニャール=ドラグランジュもまた、近々に親族への移譲により、そのクレジットが見られなくなることになっているようです。2016年のシャルドネは本当に素晴らしいので、貴重なこの1本、是非ご検討いただけましたら幸いです。数が無いので今のところ飲む予定は有りません。すみません。