ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・シルヴァン・カティアール・エ・フィス

シルヴァン・カティアール・エ・フィス

フランス Domaine Sylvain Cathiard et Fils ブルゴーニュ
● 昨年の2021年ものは上級キュヴェが全く入って来ず、大変申し訳なかったカティアールの2022年もののご案内です。アリゴテのみ、2023年になります。

 カルトな人気を持つドメーヌ・シルヴァン・カティアールですので、もはや入手は非常に困難になっているドメーヌです。

 2022年ものは非常に評価も高く、特にニュイ=サン=ジョルジュ1級オ・ミュルジュは95ポイントと、評価も価格もアンリ・ジャイエ銘柄でもあるメオ=カミュゼと同等以上にもなっていますし、ヴォーヌ=ロマネ1級うオ・マルコンソールに至っては、ジャスパー・モリスさんがロマネ=サン=ヴィヴァン2022と全く同評価の96~98 Points としているほど・・まぁ、禁断の評価では有りますが、飲めない分驚かされます。

 シルヴァンの後を継いだセバスチャンですが、ノリに乗っている状況・・と言って過言では無いでしょう。どうぞよろしくお願いします。

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 カティアールの2021年(アリゴテは2022年)のご案内です。余りに少ないのと上級キュヴェをまったく送って来ないので相当お冠です。1/5になったとか言ってましたがそれは一切関係の無いことですから、腹に据えかねています。テイスティングどころの話しじゃなくなってしまったので、そのままのご案内です。申し訳ありません。

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 カティアールの新ヴィンテージです。入荷数量は昨年の2019年ものの25%減でした。余りに少なく、飲めそうなのはアリゴテだけ・・6本と言う厳しい状況でした。じゃぁ・・アリゴテを開けようかと思ったんですが、基本、カティアールはピノ・ノワールですからね・・もし残ったら良い時分にアリゴテを飲んでみることにさせていただきました。

 価格はもう・・爆上がり系です。最近はもう余り驚きません。むしろ海外よりも相当安いことに気付いていますから、

「今までが幸せだったんだよ」

と慰めることにしています。

 ですが・・まぁ・・こう言ってしまうと身も蓋も無い訳ですが、こうして海外からの何となくの圧力が、日本のゼロ金利政策由来の収入抑制策を改めさせるキッカケにもなっているようで、まさに国際的に流通しているワインだからこそ、世界中を何となくかき回し平均化して行く..つまり、日本人の収入も増えるような情勢になって来たと・・何となく思っています。

 アメリカの大都市で間借りでもしようものなら・・安くても40万円からって..noisy の給料より高いんじゃないの?・・と思えてしまいますし、ラーメンが一杯3千円からって・・朝食をとろうと街に出ると最低2千円から・・なんて、

「日本人の今の常識からはかけ離れている」

訳ですが、海外の方の常識から言えば日本の方がおかしい訳です。30年間以上、何も変わらなかった・・いや、政策として変えない、変わらないようにしていた訳ですから。

 オーストラリアの学生さんの時給は3000円から・・だそうです・・どっひゃ~・・です。ですがいずれ・・日本もそうなって行くと思います。時勢がようやくそうなって来た..むしろ、海外を思えば今のワインの価格の上昇は常識なんだと・・言うことなんでしょう。まぁ・・どこかのサイトで某ドメーヌのGCミュジニーが9千万以上で販売されていましたが、幾らで販売しようが販売者の自由です。・・わたしゃ絶対買わないけどね・・。

 ですが、このカティアールにしましても、2019年もののレ・マルコンソールを7万円で販売させていただき、noisy としても・・「高い!」と思っていましたが、2020年ものは倍までは行かないにせよ・・近い価格です。言ってしまえば・・2019年ものを販売せずにnoisy が持っていれば、ほぼ倍で販売出来た訳です。もっと言ってしまえばその2019年ものをゲット出来た方は・・言わずともお判りでしょう。


 カティアールの2020年ものですが質的には、ヴォーヌ=ロマネやニュイ=サン=ジョルジュのワインはほぼほぼアルコール分14~15度で濃密、その他のキュヴェは12.5~13度で果実感のしっかりあるエレガントなワイン..と言えます。またアレン・メドゥズさんは今より7~10年後からが飲み頃だと言っていますので、これはやはりジャン=ニコラ・メオさんと同じことを言っているようですね。

 ですので、やはりカティアールの2020年ものは、さっさと飲むべきでは無い・・と思っていてください。ご検討いただけましたら幸いです。

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 シルヴァン・カティアールの2019年(アリゴテは2020年)をご紹介させていただきます。

 今やヴォーヌ=ロマネの新たな旗手として素晴らしい評価を得ている小さなドメーヌです。日本には極少量しか入らないので余り知られていないかもしれませんが、ワインレポートの山本さんによれば、カティアールのロマネ=サン=ヴィヴァンは「飲む宝石」だと・・評されていらっしゃいます。

 このところはそのロマネ=サン=ヴィヴァンさえ、1級レ・スショさえ入らなくなってしまいましたが、もう一つのドメーヌの看板でも有るレ・マルコンソールは何とか死守しています・・(^^;;

 それに非常に希少な「1級アン・オルヴォー」や「「1級オ・レイニョ」も何とか死守。5~6年寝かせて、1本でも良いから飲みたい!・・そう思わずにはいられません。

 上級キュヴェは毎年減らされ続けていますが、2019年ものは何と、

「新キュヴェが3アイテム!」

入って来ました。

 ドメーヌがジュヴレに一区画、オート=コートに二区画、買い足したようです。

 なので、おそらく上級キュヴェとバーターで下級クラスをいただくようになったようです・・ただでさえ日本へのアロケーションは増えない・・どころか、減らされているのが現状ですから、余り文句も言えないような状況になっています。

 またそんな状況ですから、本来でしたら新たな3アイテム、飲んでご案内するのが本筋では有りますが、

「シルヴァン・カティアールはそもそも割り当て数が少ない」

ので、

「テイスティングすると無くなってしまう」

キュヴェがほとんどです。


 誠に申し訳ございませんが、普通に販売出来ているだけマシ・・と思っていただけましたら幸いです。もう、普通なら原価割れ近くで販売している安売り屋さんでさえ、仕入れの何倍かの凄い価格で値付けしています。

 是非とも転売などはされぬよう、お願いいたします。

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シルヴァン・カティアールです。知ってはいても飲んだことが無い方が圧倒的に多いヴォーヌ=ロマネの造り手です。もはや noisy も、そのキャプスュルの瓶口にソムリエナイフを当てることさえ、安易には出来ない状況です。

「・・何やってくれるの!・・ただでさえ少ないのに・・!・・あんたは飲まなくていいからその分売ってくれ!」

と言われるのがオチ・・。そんな恐怖と戦いつつのご案内です。

 それにしても高くなりました。毎年上がってます。まぁ、世界のワインファンが認める超大柄なヴォーヌ=ロマネのワイン・・D.R.C.を比較対象にして誰も憚らない訳ですから、高値になってしまうのはどうしようもないですよね。

 そしてまた、評価も鰻登りで凄いです。各メディアも中々飲めないのか、余り評価が見当たりませんが、ティム・アトキン氏だけはしっかり評価を上げていました。その一部をご紹介しましょう。

●2018 Sylvain Cathiard Romanee-Saint-Vivant Grand Cru 97 Points Tim Atkin
95~97 Points Robert Parker The Wine Advocate

●2018 Sylvain Cathiard Aux Malconsorts 95 Points Tim Atkin

●2018 Sylvain Cathiard Aux Reignots 96 Points Tim Atkin

●2018 Sylvain Cathiard En Orveaux 97 Points Tim Atkin

●2018 Sylvain Cathiard Les Suchots 96 Points Tim Atkin

●2018 Sylvain Cathiard Aux Murgers 95 Points Tim Atkin

●2018 Sylvain Cathiard Aux Thorey 94 Points Tim Atkin

●2018 Sylvain Cathiard Chambolle-Musigny Les Clos de l'Orme 94 Points Tim Atkin

●2018 Sylvain Cathiard Vosne-Romanee 92 Points Tim Atkin

●2018 Sylvain Cathiard Bourgogne Rouge 90 Points Tim Atkin


 どうでしょう?・・Noisy wine に入荷の無かった2018 ロマネ=サン=ヴィヴァンが97Point なのは、「さもありなん」と言うような気がしますが、他の1級群の評価がとんでもないことになっちゃってますよね。エシェゾーを名乗れる部分が多くを占める「ヴォーヌ=ロマネ・アン・オルヴォー」は、1級で有りながらも、

「ロマネ=サン=ヴィヴァンと同じ97ポイント!」

です。

 いや~・・どうなっちゃってるんでしょう。飲んで確かめたいのは山々ですが、飲んだら無くなっちゃう量しか入って来ないもので、どうにもなりません。

 ですが他の1級も凄いですよね。ラ・ロマネの上部の「オ・レイニョ」は96Points ですから、2018年のラ・ロマネがアドヴォケイトで96~98Points、ティム・アトキン氏が97Points で肉薄しています。と言うか、ティム・アトキン氏はラ・ロマネとアン・オルヴォーが同評価と言うことになります。

 相当に出来の良いと思われる2018年のシルヴァン・カティアールです。短くとも5年はセラーで熟成させてください。ご検討くださいませ。

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 久しぶりのシルヴァン・カティアールです。ヴォーヌ=ロマネの非常に小さな、しかしトップクラスのドメーヌです。アンドレ・カティアールの1988年ロマネ=サン=ヴィヴァン以来のご紹介になるかと思います。

 密度が高くエレガントでヴォーヌ=ロマネらしい複雑性に富んだエキス系の味わいの凄腕ですが、一時期より、とんでもなく高価になってしまいまして・・一度仕入れを躊躇したところ、それ以後全く案内が来なくなっていました。エージェントさんも扱いを止めたのかな?・・と思っていたんですが、昨年になって「はた」と気付き、

「そう言えばシルヴァン・カティアールって、どうなった?」

と担当に聞いたところ、

「いや、普通にやってますよ・・。」

とのこと・・。


「・・何で案内しないのよ!」

と少し強く出ると・・

「・・いや、いらないのかと思って案内してなかったんです・・」


 まぁ、買わなかった noisy が一方的に悪いんですが、2014年ものは一応案内してくれるとのことで一件落着しました。


 しかし、それにしても昨今のカティアールは凄い評価です。それに、極小ドメーヌですから生産量が非常に少なく、価格は暴騰しています・・まぁ、これも評価や人気、生産量により、供給よりも需要が遥かに上回っている訳ですから仕方が無いのかもしれません。

 それに日本国内を見渡しても、シルヴァン・カティアールの在庫にはまずお目に掛かれません。トップ・キュヴェのロマネ=サン=ヴィヴァンは評価も凄いですが価格も目を疑わんばかりです。それでもどこにも残ってないし、まともに販売されてる形跡が少ないです。

 シルヴァン・カティアールの場合、ほとんどロマネ=サン=ヴィヴァンとソックリのヴォーヌ=ロマネ1級レ・マルコンソールが素晴らしく、カティアールのラインナップ中ではそれなりの数が期待できます。このマルコンソールはかの「ラ・ターシュ」(レ・ゴーディショ・オ・ラ・ターシュと元のラ・ターシュ)の真横にある1級で、グラン・クリュに成って無いのが不思議なほどの畑です。

 その他のキュヴェも並みの造り手とは出来が違い、大きな構造をしつつもエレガンスを失わない村名やシャンボール、そしてむしろ非常に希少なACブルゴーニュをリリースしています。

 今回は何とか村名ヴォーヌ=ロマネをテイスティングしてご案内致します。



《歴史》 1984年、父から独立する形で設立。元々のドメーヌの設立は1930年。公務員だった祖父は分益耕作でワインを造り、少しづつ畑を購入。50年代後半にドメーヌ元詰を始めました。シルヴァン氏は結婚後、若手ヴィニュロンの集まりに参加したり、様々なワインをテイスティングするにつれ、自分なりのワインを造りたくなり、父の畑を分益耕作することで独立。以来、収穫時以外は夫婦2人だけで栽培から醸造、販売までを手がけています。95年にアンドレ氏が退職すると姉妹3人と4人で一旦ドメーヌを会社組織にし、シルヴァン氏が会社を買い取る形で全ての畑を相続、現在5haを所有しています。 現在は息子セバスチャンが4代目として2011年より単独でワイン造りを行っています。

特徴》ボルドーのように色が黒くてタンニンのしっかり造りは、ピノ・ノワールの特徴である果実香やアロマを隠してしまうと考えているため、色調が濃く、凝縮感がありながらも、タンニンと果実感のバランスが取れたワインを目指しています。

《ワイン造り》 リュット・レゾネで栽培。有機肥料を使い、生えた雑草を枯らす薬品と鋤入れを併用。害虫対策には、ブルゴーニュの中でいち早く導入されたホルモンカプセルを使用しています。手摘みで収穫されたブドウは100%除梗され、2~10日間低温浸漬されます。果汁濃縮は、本来ブドウが持つアロマとテロワールが損なわれるとの理由から使用されていません。醗酵は、30~31度で12~20日間かけてコンクリートタンクで行われ、空圧式プレス機で圧搾。1~2時間ほど静置し大きな不純物を除き樽へ。村名には50%、1級には60~70%、グラン・クリュには100%の新樽を使用します。マロラクティック醗酵終了後は澱の上で3ヶ月熟成され、清澄されずに、澱の多い年のみ軽くフィルターをかけ瓶詰めされています。



2022 Vosne-Romanee
ヴォーヌ=ロマネ

19401
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ヴォーヌ=ロマネ
ドメーヌ・シルヴァン・カティアール・エ・フィス
今回のシルヴァン・カティアールはアリゴテを除きお一人様どれか1本限定+このワインは他の限定・販売条件の無い生産者さんのワイン6千円(税別)以上
◆◆◆今回のシルヴァン・カティアールはアリゴテを除きお一人様どれか1本限定+このワインは他の限定・販売条件の無い生産者さんのワイン6千円(税別)以上
 なお、2025/03/03(月)より出荷開始いたします。

■メディア情報
◇2020年もの
 (89~92 Points)/2028+ Burghound.com
 87~90 Points Jasper Morris - Inside Burgundy
◇2019年もの
 89~91 Points Allen Meadows Burghound.com
 90 Points Jasper Morris - Inside Burgundy

■エージェント情報
1970年代に植樹 0.79ヘクタール(レ・ゾー・メジェール、ラ・コロンビエール等4区画)。

Size: 0.855 ha (2.113 ac)
Variety: Pinot Noir
Vine Age: Planted from 1945 to 1985
Viticulture: Organic (not certified)
Vinification: 100% de-stemmed. 20-30 days in tank. indigenous yeast fermentation. Aged for 15-18 months in barrel (50% new).
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥33,400 (外税) 
【ジャスパー・モリスさんの低調な評価が気になります。】
 テイスティング出来ない数量しかないので・・何しろ、

「入荷は1本」

ですから・・コラムを書いている時間さえ勿体無いと思ってしまうレベルです。でも、2020年のこのヴォーヌ=ロマネや1級オ・レニョなどのジャスパーさんの評価がちょっと低過ぎるんですね。

 まぁ2019年もののヴォーヌ=ロマネも上値90ポイントですから、彼の頭の中の、村名は合格すれば90点から、しなけりゃ89点、それ以下のキュヴェは高くても89~90点..みたいな部分が透けて見えてしまう気がします。2020の1級オ・レニョなんて88~91ポイントですからね・・アレン・メドゥズさんでも92~95ポイントですから、

「もしジャスパー・モリスさんを正しいとするなら、自身ではそのワインをどう評価したらよいのか?」

と考え込んでしまいます。そのレヴューは掲載は出来ませんが、別に悪いとは一言も言っていないんですね。オ・レニョについては・・1級オ・レニョとしてはアルコール分が少し低いとは言ってるんですが、レ・マルコンソールは14.5度、オ・レニョは14度、ヴォーヌ=ロマネが14.5度なので、これは単に、「他のキュヴェより0.5度低い」と言う部分のみを言っているようで、だからと言ってそれが悪いとは言っていないように思えます。

 なのでここはやはりアレン・メドゥズさんの「89~92 Points)/2028+」を採用すべきかなぁ・・と・・(^^;;

 と言うことで、何とか2028年まであと5年待ってから・・お楽しみください。



 以下は以前のレヴューです。
-----
【某ライターさんが「飲む宝石」と賞したロマネ=サン=ヴィヴァンの片鱗が見えるかもしれません!!】

 質実剛健なのに繊細・・な味わいのシルヴァン・カティアールですので、基本は「早飲み」できるワインでは有りません。しかし、ヴィノスなどでは「短い間に飲んでしまえ」などと言うものですから、正当な評価になって行かないのでしょう。

 そもそも味わいの中に、優しいながらもタンニンの存在をある程度感じるブルゴーニュワインに、2~3年などと言うような短いスパンの飲み頃を提示するなどは、自分の好みを押し付けているとしか思えません。2014年のこのヴォーヌ=ロマネを飲んでいますが
、そんなスパンを言ってしまえるのが信じられない・・ほどでした。それに、2017年のA.C.ブルに89ポイントを付け、村名ヴォーヌ=ロマネに88~90ポイントと言うことは、

「村名ヴォーヌ=ロマネに何か問題でも有ったのか?」

と勘ぐるのが普通です・・が、評価文を読むとどうやらそれは違うようですので、やはりヴィノスの評価は余り当てには出来ないと思ってしまいます。

 ですので、インサイド・バーガンディ(ジャスパー・モリス氏)の90~93ポイントか、その他の評価を基準にされるのが良いかと思います。

 エレガント系のエキス味、ドライ一筋で質実剛健ですので、さっさと飲んではいけません。機を見計らいましょう。

 海外は13500円~18000円+アルファほどですので、海外も村名は決して高く無いようです。日本国内の方が、量的に無いことが理由でしょうか・・結構に高値を付けていますね。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2016年ものは格落ちの葡萄も入っているかもしれません。】

 非常に好意的なレヴューが多いと感じる2016年の村名ヴォーヌ=ロマネです。まぁ・・そっくりそのまんま掲載する訳にはいかないですが、数年でビックリするような状態になるだろうとか、この村名にはとても印象的な素質を感じるとか・・ですね。

 おそらくですが、2016年のようなヴィンテージの村名ですので、上級キュヴェの格落ちが入っているはずです。そうじゃないとこのようなコメントにはならないですから・・。有る意味、造り上げるのに労力を必要とした年で有って、しかも上級の同じ村の畑を所有している生産者ならではの醍醐味が有るんじゃないかな?・・と推測しています。ご検討くださいませ。


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【2015年のシルヴァン・カティアールはかなり良いようです!今までで最高の評価のロマネ=サン=ヴィヴァン等!早飲み厳禁の超本格派です!】
 2015年もののグラスに入った写真が無いのは残念では有りますが、これだけのアイテム数が有っても十数本の入荷量ですので申し訳ない・・。

 ただし上記の造り手紹介欄にも書きましたが、2014年のクラシカルさはやや薄まり、より外交的に、ピュアなノーズになっているようですし、さらに大柄に、評価ポイントも上がっています。

 まぁ、結局このような少量入荷の造り手さんのワインは入荷時には中々手は出せず、もし余るようなら折を見て飲んでみる・・と言うようなスタイルを取らざるを得ない状況に追い込まれます。そしてまたエージェントさんが変わってしまったりすると、もうどうにも入手できないようになってしまうんですね。

 また、今回ご紹介させていただくシルヴァン・カティアールは「正規代理店輸入品」です。高いように見えるかもしれませんが、決してそうではありません。

 もし今、シルヴァン・カティアールのワインを市場で調達(つまりブローカー経由)しようとすると、この販売価格ではとても仕入れは不可能です。特に上級キュヴェになればなるほどその傾向は顕著です。某ショッピングモールで2013年の正規品のロマネ=サン=ヴィヴァンが入った3本セットと言うのをようやく見つけましたが、ニュイの1級がそれぞれ付いて、50万とのことで・・ワイン屋として気持ちは判らないでも無いですが・・どうなんでしょうね。長い間、D.R.C.のロマネ=サン=ヴィヴァンは2万円だと思い込んでいた noisy にとっては非常に複雑な心境では有ります。

 因みにシルヴァン・カティアールのロマネ=サン=ヴィヴァンは、ロマネ=コンティから真っすぐずっと下がってきた最下部に有り、デュジャックの南、アルヌーの北、ポワゾの東(下)です。昔モワラールが持っていた部分をアルヌー(借りていた畑を1980年代に購入)、カティアール(1980年代に購入)、デュジャック(2004年頃に購入)で分けた形ですね。noisy もついこの間まで1986年のアンドレ・カティアール名義のロマネ=サン=ヴィヴァンを販売していました。ま~・・感動するような物凄い色をしていました・・。

 さらに因むと、トマ・モワラールの1995年のロマネ=サン=ヴィヴァンは・・もう、勘弁してくれと言葉が出るほど散々・・飲みました。デュジャックが購入した部分、このカティアールの北の畑からのワインですね。これがもう、日本に山ほど残ってまして・・

「x千円で良いから買って欲しい」

と。


 でも・・それこそ何本も飲んで・・断りました。・・美味しく無いんですよ。細かなことは言いませんがロマネ=サン=ヴィヴァンとして・・どころの話しじゃ無いんですね。こんなレベルのものを販売して恨みを買うようなことは、noisy の主義ではございませんので決して手を出しませんでした。結局、そのワインは他の方が安く購入されたようです。あれだけの数のどうしようもない味のロマネ=サン=ヴィヴァン・・・どう処分したのか気になってしまいますけどね。


 いずれにしましてもロマネ=サン=ヴィヴァンは1本だけです。貴重なワインです。


 ご存じマルコンソールはラ・ターシュに接する準特級畑・・ですね。まぁ、ラ・ターシュに成り損ねたような畑で、実力はグラン・クリュ並みに有ります。それって、1級として造るか、グラン・クリュとして造るかでは仕上がりが違うんですね。畑にはそれぞれ決められたイールド(反収)が有ります。グラン・クリュが一番低い訳ですが、グラン・クリュの格でもそれは異なります。ロマネ=コンティとかミュジニーとかは最も低いイールドです。なので、1級と特級では徴収される税金も異なり、収穫できる葡萄の量も異なる訳で、それがワインのポテンシャルにも響いてくる訳です。こことレ・スショは狙い目でも有ります。

 その他、どれもクラシカルで大柄なワインです。詳細は以下の2014年の転載文にも書いていますので参考にされてください。ご検討くださいませ。


 以下は2014年のヴォーヌ=ロマネのコラムより転載しています。
━━━━━【ブルゴーニュ・ピノ・ノワールの聖地だからこそのスタイル!半端無いポテンシャルです!決して早飲みは厳禁・・昨今の軟弱ブルと一緒にしないように!】

 本当に久しぶりのシルヴァン・カティアールです。上記のような事で、途絶えていたシルヴァン・カティアールの扱いが復活しました。残念ながらトップ・キュヴェのロマネ=サン=ヴィヴァンは入手できませんでした。

 まぁ、それでも随分前に一度だけ、頼んで無いのにカティアールのシャンボールが届いたことが有ったんですが、それは日本の正規代理店からでは無くBBRさんからでした。

「・・あ、そう言えばカティアール、どうなったんだっけ?」

と思いつつも、いつしか忘却の彼方へ記憶は飛んで行ってしまってたんですね。


 このところは少し個人的に贔屓の評論家・・と言っても、評価の内容はほとんど知らず、ただただ評点を見るに過ぎないんですが、ティム・アトキン氏の型にハマらない自由なポイント付けが良いですよね・・彼がかなり高く評価しているのと、他でも非常に高い評価を得ていて、しかも、

「もともと5ヘクタールのみで、日本には微々たる量しか入って来ないヴォーヌ=ロマネのトップ・ドメーヌ」

で有って、さらには、

「その余りの少なさから、ブルゴーニュ・ファンでも知らない人が多い」

と言うことで、久しぶりに扱おうと決めたんですね。


 ですが以前、余りの高値に嫌気がさして、仕入れを止めてしまった位ですから、価格は安くは無いです。

 それでもヴォーヌ=ロマネのトップドメーヌとするならば、現在では決して高い水準では無く、平均的なものだと言えます。むしろまだラマルシュとか、ジョルジュ=ミュヌレ=ジュブールは安いんです。

 ちょっと考えてみてくださいよ・・。あのラ・ロマネは今、一体幾ら出せば入手できますか?・・ロマネ=コンティは、ラ・ターシュは?グラン・クリュの歴史は浅いですがラ・グランド・リュなどは評価はむしろDRCを超えるほどなのに、価格は1/10ほどでしょう?ラ・ロマネの1/5ほどです。そう考えると非常にリーズナブルなんですね。


 カティアールのマルコンソールなどはもう、ラ・ターシュ然とした感じとかはグラン・クリュ並みだったです。それでも1万以下だったものがいきなり2万を超えるようなオファーになったもんですから、止めちゃったんですよ。


 今回は非常に少ないですが、いただけただけ有難いと思って、とりあえず村名ヴォーヌ=ロマネを開けちゃいました。雰囲気は変わらないですね~・・。クラシックな超高級ブルゴーニュです。

 存在感、構造の大きさは半端無いです。非常に美しいスタイルです。「壮麗な・・」と言う言葉が似あうと思います。


「出来るだけよけいな手を掛けず、葡萄のなりたいようにまかせて軽~く造りました~!」

などとは、全く無縁です。


 なるべき姿が有り、それに向けて一生懸命に手を掛け、その上でなるべくして成った高質ピノ・ノワールの姿が有ります。おそらくそれはやはり、「ヴォーヌ=ロマネ」と言う至上のアペラシオンの命題でも有り、ロマネ=コンティ、ラ・ロマネ、ラ・ターシュ、リッシュブール、ロマネ=サン=ヴィヴァンといった極上クリマの姿を常に見ているからでも有ります。

 DRCを始めとする壮麗なドメーヌのワイン、その葡萄、その造りを見ているからこそのシルヴァン・カティアールのワインが有る・・そのように思えます。

 かのカティアール=モリニエもDRCで働きながら、メタヤージュで得た葡萄をネゴシアンに売っていたそうで、その後に少しずつ畑を購入して行き、今のシルヴァン・カティアールが有ります。ここはDRCのコラムでは無いので端折りますが、DRCとは、決してただの一つのドメーヌでは無く、ヴォーヌ=ロマネの村人たちの誇りで有り、自分たちの醸造所でも有り、自分たちの働く場所でも有るんです。


 味わいは、もしフーリエとかルーミエとか、リリース直後はむしろ美味しく飲める、酸化を極力させないものでは有りませんで、決して最初から美味しく飲めると思わない方が良いです。

 しかしながら剛健だけれどエレガントで、何も不足していないのに贅肉も無い・・壮麗でフィネスの塊と言えます。

 例えばタンニン、ブルゴーニュワインの場合、余り特筆しない部分では有りますが、もう・・あり得ないほどに涼やかで超上質、それなりの量が存在しています。タンニンを言う時に「上質で甘いタンニン」などと言いますが、こちらは全く甘く無く、ただその存在に気付くか気付かないか?・・気付くと、

「・・あっ・・そうなのか!」

と、その存在の美しさにハッとさせられます。

 中域も「密」で引き締まってタイトです。長い余韻の最後までそのニュアンスは果てしなく続きます。決して軽く無く、重厚ですが

「濃いワインでは無い」

んです。物凄い密度をした複雑性が存在しています。


 また、一応自然派に区分けしましたが、あくまでリュット・レゾネ(減農薬栽培)です。ビオ系のような、「パンッ」とスピードの有る、ノーズへ一目散に飛び込んでくるようなアロマでは無く、地の底からジンワリと、ゾクゾクっと湧いて来るマグマのようなニュアンスのアロマです。迫力満点です。

 ミネラリティも・・ま~・・凄いです。現時点では中域に寄った感じの帯域ですが、やがて高域~超高域へと拡がりを見せるでしょうし、そこからがこのワインの飲み頃になると思われます。

 酸の豊富さも見事です。一般的にヴォーヌ=ロマネのワインには、他の村のような冷ややかな酸が無く、また総酸量も少ないワインに仕上がることが多いですが、DRCを始め、ヴォーヌ=ロマネのトップワインは普通は決してそのようなことは無いんですね。また、残糖と思われるような甘味はゼロ。全くの甘さを感じません。エキス感ももの凄いですが、これまたエキスに甘味はまだ感じません。日和った造りでは無い・・と言えるでしょう。

 また今、果実感がどうこうとは言えません。黒果実、赤果実があり得ないほど凝縮しています。もしこの村名ヴォーヌ=ロマネを今どうしても飲みたい・・とおっしゃるなら、数日前に抜栓しデキャンタに落としておくべきでしょう。それでもタイミングを見て飲むようになるかと思います。決して若くして飲むべきワインでは無いんです。まともなワインファンなら誰しもロマネ=コンティをリリース直後に開けようとは思わないでしょう?それでもDRCなら、シルヴァン・カティアールを始めとするヴォーヌ=ロマネのドメーヌより、1年もエルヴァージュが長いので、より安定した状態で市場に出て来る訳です。ただ瓶詰めが遅いのでは無く、DRCなりに仕上がってからリリースしているんですね。シルヴァン・カティアールの場合はDRCほどの余裕は有りませんので、落ち着いてはいるが仕上がってリリースした訳ではないと理解すべきです。


 造り的にはヴォーヌ=ロマネ伝統の・・と言うか、DRC的と言うべきか、比較的高温で短期間の発酵をした味わいをしています。アンリ・ジャイエ系とは正反対です。(皆さんはアンリ・ジャイエは熟してナンボとおっしゃいますが、noisy的には言うほど長熟では無いと思っています。むしろ早いうちから美味しいのがジャイエの特徴です。ある程度熟しても美味しいですけどね。でも大局で見ると早熟なんです。)


 この村名ヴォーヌ=ロマネにティム・アトキンさんは93ポイント、付けました。ほぼドンピシャリでしょう。noisy的、リアルワインガイド的評点法で敢えて言うなら、今飲んで89 ポテンシャル93+ 飲み頃予想 2020 ~ 2047 です。巷に有る普通のヴォーヌ=ロマネ村名とは、構成要素の密度が全く違いますので、おそらく寿命は半世紀以上にも渡るはずです。2030年には物凄いパフォーマンスを見せてくれるはずです。少なくとも3~4年は我慢してください。凄いワインでした。



 ヴォーヌ=ロマネ・オー・マルコンソールはシルヴァン・カティアールの看板ワインです。当然ながらラ・ターシュの真横の1級畑ですが、カティアールのものはまるで「グラン・クリュのようなマルコンソール」と言われており、密度が高く、気高く、エレガントで、存在感の大きなワインです。

 ラ・ターシュやロマネ=サン=ヴィヴァンに多分に良く似ています。因みにアドヴォケイトは95~97 Points、ティム・アトキン氏も 97Points と、完全に振り切れています。もっと因むと、ティム・アトキン氏はロマネ=サン=ヴィヴァン2014年もテイスティングしており、こちらは98Points と言う驚異的な高評価でした。最も、今回noisy は仕入れられませんでしたが、仮に買えたとして販売価格は10万超えです・・。でもマルコンソール・・飲みたいですね~・・素晴らしいワインです。昔は・・1999年頃まではこのワイン、1万円もしなかったと記憶していますが、その後に暴騰しちゃいまして、それから疎遠になっちゃったんですね。


 ヴォーヌ=ロマネ・レ・スショはロマネ=サン=ヴィヴァンの北、リッシュブールの東(下部)に接する1級畑です。荘厳さでマルコンソールに及ばないイメージが有りますが、ティム・アトキン氏は 95Points と、こちらも振り切れた高評価です。非常に少ないワインです。


 ヴォーヌ=ロマネ・オ・レニョは、かの「ラ・ロマネ」の上部に接する1級畑です。ま~・・仮にも下部がラ・ロマネですからね・・超エレガントで荘厳なワインになっているでしょう。ティム・アトキン氏はもう振り切れまくりですが、こちらも94Points です。


 ヴォーヌ=ロマネ・アン・オルヴォーは、シャンボール=ミュジニーとの境に有る1級畑で、アン・オルヴォーの一部はグラン・クリュ・エシェゾーになります。上部の一部が1級で、北向かいがシャンボール=ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォーに成ります。

 この辺りはミュジニーに近いので、上部エシェゾーの重くならない赤いニュアンスとミュジニー風の香水系アロマが混ざり合う、フィネスたっぷりに仕上がる場合が多いと思います。重厚さよりも華やかさが出て来ているんじゃないかと思うんですが、何せ飲めてないので・・飲まれた方、是非教えてください。ティム・アトキン氏は何と、96Points !と完全に、グラン・クリュ・・・でも上位の評価と同様になっちゃってます・・うわお・・です。


 シャンボール=ミュジニー・レ・クロ・ド・ロルムは1級レ・シャルムの北、1級レ・プラントの下にある村名リューディです。こちらはバリックを強く使わないようにして、エレガントさを失わないキレイなシャンボールに仕上げているはずです。こちらもたった3本の入荷ですんで・・昔は5千円位でしたが、非常にエレガントなベリー系の味わいでした。ティム・アトキン氏はこの村名シャンボールに・・94Points も奢っています。ここまでくると笑っちゃいます。是非飲んでみたいものです。


 ブルゴーニュ・ルージュは有る意味、もっともレアなワインです。価格は高めですが、まず入手は不可能・・かと。ティム・アトキン氏は 91Points と、これも非常に高い評価です。まぁ、ティムさんはシルヴァン・カティアールの非常に希少な2014年ものをロマネ=サン=ヴィヴァンからACブルゴーニュまで、すべて飲んだようですから、すっかりカティアールのフィネスにやられちゃったんでしょう。




 そんな訳で、本当に久しぶりのシルヴァン・カティアールのご紹介です。知らない方は多いと思います。滅多に出回らないワインだと思ってください。購入されたら飲むのはしばらく遠慮すべきワインです。どうしても・・とおっしゃるなら、ACブルを、もしくはマルコンソールクラスを早めに飲むのは良いかと思いますが、それ以外は数年躊躇してください。腰の据わったピノ・ノワールに久しぶりに再び出会いました。ご検討くださいませ。