ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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ドメーヌ・フォンテーヌ=ガニャール

フォンテーヌ=ガニャール

フランス Domaine Fontaine-Gagnard ブルゴーニュ
● 2020年のフォンテーヌ=ガニャール、下級クラスが入って来ました。2020年ものはご存じかと思いますが、数量が呆れるほどに有りません。ですので、出来もダメか?・・と思ってしまうかもしれませんが、関係者の誰に聞いても、

「本当に素晴らしい!・・ただし買うことが出来るか、飲めるかどうかは運次第・・」

と言うんですね。

 なので数が無くて厳しいんですが、今回入荷の有ったパストゥグラン、A.C.ブル・ルージュ、村名シャサーニュ白を飲ませていただきました・・。ハッキリ言いましょう。

「フォンテーヌ=ガニャール、過去最高の仕上がりです!」

 パスグラもA.C.ブル赤も、呆れるほどに素晴らしいです!酸が生き生きとして伸び伸びとして・・真ん丸なパレットを描いてくれ、滅茶ピュアです!・・ナチュラル感も載っています。パスグラ好きのnoisy としましては、今飲んでも最高に旨いと・・。まぁ、何でパスグラが好きか?と言いますと、昨今のA.C.ブルはしっかりし過ぎていると感じている自分がいるんですよね。なので、パスグラとA.C.ブルが有ったらパスグラを選んじゃう訳です。

 ところがですね・・A.C.ブル赤がまた・・完璧です。下手なシャサーニュ赤より旨い・・しかもパスグラ同様に生き生き、伸び伸び・・しかもしなやか!・・ここまでお上手に出来てしまうと、

「高価なコート・ド・ニュイのA.C.ブルからの移動組が増えるかも?」

とも思ってしまいます。

 そしてシャサーニュ白!・・これもまた凄いです!3年以上前のフォンテーヌ=ガニャールの姿は全く有りません。上品ながらも濃密・・密度の高さは相当なものが有ります。これもまた完璧な美味しさを感じさせてくれました。

 いや・・余り手放しで褒めてしまうと後が怖い・・(^^;; でも飲んでいただけましたら必ずやファンになってしまうと思いますよ。

 因みに noisy がフォンテーヌ=ガニャールに取り組み始めたのが2015年ものから・・です。まだ半信半疑だったんですが、大昔の味わいとはだいぶ変わって来たのは判りました。そしてそれが確信に変わったのが2017年もの・・そして2018年ものからは、さらに高みを目指して猛突進している姿が見えています。2020年ものは、ある意味・・集大成と言えるんじゃないかと思っていますが、ハッキリ言うのは上級キュヴェが届いてからにさせていただきますね。

 あ、さらに因みますと・・フィネスさんの担当のK君によりますと、フィネスの藤田社長がフォンテーヌ=ガニャールを凄い勢いで仕入れ始めたのは2013年ものからだったそうです。藤田社長には2018年~2020年のこの姿がきっと見えていたのでしょう。是非飲んでいただいて、ご確認いただきたい・・noisy的にはもう、完璧と言える3品です。お勧めします!

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 2019年のフォンテーヌ=ガニャールをご紹介させていただきます。

 いやはや・・2019年のフォンテーヌ=ガニャールは、過去最高の出来であることを確信しました。まぁ、そもそも

「2019年もののブルゴーニュは借金しても買うべき!」

であると思っています。それほどに凄い出来でした!

 何せ・・希少で余り割り当ての無い「2019年クリオ=バタール=モンラッシェ」まで開ける羽目になってしまいまして、その余りの素晴らしさに放心状態になりました。その・・開ける羽目になってしまった理由は後で述べさせていただくとして、2019年ものフォンテーヌ=ガニャールの概要をお知らせいたします。

 2019年フォンテーヌ=ガニャールの白は、今飲んでも滅茶苦茶美味しい・・完璧と思える凄い仕上がりです。最も飲めたアイテムはそう多くは有りませんが、下から上まで一通り飲ませていただき、

「グレートなヴィンテージの甘美なシャルドネの繊細さを積み上げた醍醐味!」

をご堪能いただけます。これ、本当に凄い・・数が無いので兎に角何でも良いので、誰が何点付けていようと飲むべきです!

 2019年フォンテーヌ=ガニャールの赤も、過去最高の仕上がりで間違いありません。しかしながら・・残念ながら?・・今から飲んで美味しいキュヴェが多く無く、ほとんどのキュヴェが1~3年の熟成待ちになります。その代わり、熟した時には2019年のシャルドネ同様、ポテンシャルに花を開かせた甘美さに感動すること間違い無しです。

 因みに赤で飲めるのは、
2019 パストゥグラン・・これ、エレガントで滅茶旨いです!
2019 ブルゴーニュ・ルージュ 到着時(2021年6月入荷)はパストゥグランほど開いていなかったものの、9カ月経過して美味しくなっているはず・・です。
2019 シャサーニュ=モンラッシェ1級レ・モルジョ エレガントさと複雑さが均衡、適度に開いてくれ、最高に旨いです。
以上です。これ以外は1~3年の熟成待ちです。


 で・・ここからが重要なんですが・・そもそもただでさえ少なく、ヴィンテージ的にも希少な2019クリオ=バタール=モンラッシェまで開けることになってしまったのですが、その理由は、

「2019年クリオ=バタール=モンラッシェに92点!・・と言う信じられないほどの低い評価を海外メディアがしているため」

です。

 発端は、まずは2019A.C.ブル・シャルドネが余りに美味しく、とてもA.C.ブル規格では有り得ない素晴らしい出来だったこと、2番目は同様にテイスティングしたシャサーニュ1級マルトロワ・ブランが素晴らしい出来だったのに、89点、90点と海外メディア2者が信じられない程低い評価をしていたことが判明した・・のが原因です。

「・・えっ?・・この素晴らしい仕上がりのワインに・・89点・・って、何考えてんの?」

と言うところから、バタール=モンラッシェやクリオ=バタール=モンラッシェを評価を見てみましたら、

2019 Domaine Fontaine-Gagnard Batard Montrachet
94 Points Vinous
93 points Bourghound.com

2019 Domaine Fontaine-Gagnard Criots-Batard-Montrachet
93 Points Bourhound.com
92 Points Vinous

 そして、1級は・・

2019 Domaine Fontaine-Gagnard Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Caillerets
93 points Vinous
91 Points Sweetspot / Outstanding Boughound.com

と言う具合なんですね。つまり、

「クリオ=バタールはシャサーニュ1級よりも評価が低い!バタールはシャサーニュ1級程度!」

と言う評価をした・・と言うことなんです。


 なので、「・・そんな訳は無いだろう・・こんなに旨いんだから・・」と言う訳で、結局、虎の子の2019年クリオ=バタール=モンラッシェを開けて確かめることにした訳です。

 結果・・クリオ=バタール・・・超絶に美味かったです!・・今飲んで96 、 ポテンシャル97+ 飲み頃予想 今~2045 とさせていただきました。まさに「甘露!」です!


 本当に海外メディアって・・信用なりませんね。嘘ばっかりです。「どうせ飲まないんだからバレないだろう」と位にしか思ってないのでしょう。評価も価格もビックリするほど高い。バキバキのルフレーヴさんの硬いピュリニー系を若くして飲むより、数段旨いです。

 まぁ・・本来ならこんなことは書きたく無かったんですが、この2019年フォンテーヌ=ガニャールの評価は余りに酷い・・。あのジャック=フレデリック・ミュニエが余りの評価の低さに呆れてミュジニーを仕舞い込んでしまった理由がここにあるのでしょう。

「君たちにちゃんとした評価が出来るのか?」

と、彼は問いたかったのでしょう。

 希少なミュジニーを仕舞い込んで、ボトルを熟成させてからリリースすることにしましたが、それでもドメーヌでのテイスティングは毎年されていて、すでに海外メディアも評価をきっちり上げています。

「今までとはだいぶ違う・・高い評価を」

です。


 ですので、noisy も出来る限りのテイスティングをさせていただき、正当な評価をお伝えしたい・・とそう思っています。


 話は脱線してしまいましたが、

「2019年フォンテーヌ=ガニャールは過去最高!・・しかもシャルドネはトップ・クラスで今も飲めるしなやかさ!ピノ系はポテンシャルは過去最高・・だがすぐ飲んで良いアイテムと要熟成アイテムに分かれる!」

 そう思ってください。・・いや・・クリオ=バタール..滅茶旨い・・し、1級マルトロワ白、リーズナブルで最高です!・・是非飲んでみて下さい。

■ ドメーヌによる2019年ヴィンテージの感想
 2019年は年初は暖かかったので4月頭には芽吹きが始まったが、気温低下による霜のリスクは何度かあった。4月5日には気温が氷点下まで下がって霜が降りてしまったので1級モルジョの区画で大きな被害が出てしまった。幸運にもストーブを焚いた特級を含むいくつかの区画では被害は免れたが、4月はとてもストレスが多く疲れる月だった。開花期の天候も最良の状態で経過はせず、花ぶるいやミルランダージュが発生した。夏の間はずっと良い天気で気温も高く葡萄の成長は加速したが、雨がほとんど降らなかったので丘の上の区画では水不足のストレスもあった。収穫は9月10日から始めたが、ミルランダージュの影響で葡萄の房が小さくジュースの量が少ないので生産量は減少してしまっているが、葡萄の状態は素晴らしく凝縮されていたので、赤白ともにアロマ豊かで酸味のストラクチャーもしっかりとした素晴らしい味わいに仕上がっている。

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 フォンテーヌ=ガニャールの2018年です。いや~・・輝きを増しています!・・凄いです。上昇気流に完全に乗ったと言って良いと思います。しかも、

「下のクラスから上まで、神経を行き届かせた見事な仕上がり!」

でした!・・もっともグラン・クリュ3兄弟まではテイスティング出来なかったので、全18アイテム中15アイテムのテイスティングにおいての判断になります。ご了承くださいませ。


 どうでしょうか・・やはり、ガニャール・ドラグランジュとの合併が功を奏した一番の理由と言えるかと思います。エレガントだが希薄さがまだ見えた下のクラスも、充実した見事な味わいを見せています。そして、

「シャルドネのドメーヌだから・・仕方ないよね・・」

と、どこか、そのように想起させてしまうような部分も在ったかと思いますが、シャサーニュのピノ・ノワールの美味しさは別格になってきました。


 こうなって来ますと、シャサーニュの巨人と言えばだれもが思い浮かべるのが、「ドメーヌ・ラモネ」では有りますが、トップ・キュヴェの「モンラッシェ」「バタール=モンラッシェ」は飲めていないので除外させていただきますが、それ以外のシャサーニュ1級、シャサーニュ村名の各赤白については、

「確実にラモネ超えした!」

と申し上げておきましょう。

 クロ・デ・ミュレの繊細さが際立つ表情には鳥肌が立ってしまいます。良くご存じのはずのモルジョ・ブランの、気品溢れるアロマとオイリーなノーズ・テクスチュアには、いつまでも触れていたいとさえ思ってしまいます。・・いや、昨夜のマルトロワ・ブランも滅茶美味しくて・・・。赤もクロ・デ・シェヌの見事な完成度に感動させられましたし、パワフルなエネジーが漲るリュジアンも最高でした!

 で、さぞかし海外メディアも2018年のフォンテーヌ=ガニャールには驚いているに違いないと踏んで、勇んで検索をかけてみましたところ・・・いや、駄目ですね~。権威主義で価格通りのポイント付けしかできない・・しかも以前のヴィンテージの自身が付けた評価さえ、余り覚えてはいないんじゃないかと思えるような、非常に安易なレヴューが多く、

「全体的に相当にブラッシュアップしたフォンテーヌ=ガニャールの姿に誰も気付いていない!」

と感じました。


 まぁ・・ティム・アトキンさんのレヴューが多く見つかれば、少しは面白かったんですけどね。

 ですので、グラン・クリュクラスは書けませんが、それ以外のキュヴェにつきましては、しっかり書かせていただきますので是非ご覧くださいませ。

 2018年のフォンテーヌ=ガニャール、大いにお勧めさせていただきます!・・1級(を含む)以下は滅茶お買い得ですのでお見逃しなく!是非ご検討くださいませ。


 このドメーヌは1985年に設立され、当主のリシャール フォンテーヌ氏はシャサーニュ モンラッシェ村の名家であるガニャール ドラグランジュ、ブラン ガニャールを一族に持ちます。所有する畑はシャサーニュ、ポマール、ヴォルネイ村に約10haで、コクがあり力強くてトロみのある白と、色調が濃く肉厚な赤を造っています。畑の土壌は基本的には粘土石灰質ですが、区画によって様々な特徴があり、それがワインのキャラクターに個性を与えています。葡萄の木の仕立てはギュイヨ式で、1株につき6~8房に制限します。

 収穫は全て手摘みで除梗は100%、醗酵前に低温浸漬を行います。アルコール醗酵は白の場合は228Lの樫樽で、赤はコンクリートタンクで行います。温度調節には冷却パネルを使用し、白は最高15~26℃、赤は15~32℃で醗酵させます。ピジャージュ、ルモンタージュは1日2~3回でアルコール醗酵終盤はルモンタージュのみ行います。


 熟成は白は約12ヵ月、赤は約18ヵ月でいずれも228Lの樫樽で行います。


 このドメーヌではフランス中央のCHERという地方の樫の木を自ら購入し、庭で2年間乾燥させてから樽業者に製造してもらっています。新樽率はブルゴーニュとヴィラージュが20%、1級と特級が30%になります。


2021 Bourgogne Passetoutgrains
ブルゴーニュ・パストゥグラン

17786
自然派
赤 ミディアムボディ
フランス
ブルゴーニュ
ドメーヌ・フォンテーヌ=ガニャール

■エージェント情報
 シャサーニュ=モンラッシェ村の東にある「Les Saugeots(レ・ソージョ)」という区画に樹齢約45年のピノノワールとガメが一緒に植えられています。葡萄の比率は各50%ずつで最初から混ぜて醸造。醸造方法は基本的に他の赤ワインと同じですが、フレッシュな果実味を活かすために新樽は使わず旧樽のみで熟成させています。色調淡くチャーミングな果実味と酸味、軽やかでバランス良く飲みやすい味わい。ブルゴーニュルージュ同様、ブルゴーニュパストゥグランとしては高いレベルの造りになっています。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,050 (外税) 
【パストゥーグランはこうじゃなきゃ!!・・そう言ってもらえるに違いない、軽やかで薄く高く伸びて行くアロマ、激エレガントな味わいです!!】
 このワインですが商品コードが若いのでバレバレかと思います・・昨年の6月入荷です。

 同時に白のA.C.ブルや村名シャサーニュなども入って来ていまして、白はめっちゃ美味しいのに赤は・・

「激エレガント!・・村名赤やA.C.ブルはまだ良いが、パスグラは良い出来でも・・早過ぎる・・よなぁ・・」

と言うことで、結局・・

「来春頃かな・・?」

と判断しまして、今まで寝かしてしまいました。

 なので、

「1枚目の写真は2023年6月のもの」

「2枚目の写真は2024年2月25日のもの」

です・・(^^;;

 どうでしょう?・・ちょっと面白いでしょう?・・そんなに変わらないっちゃ・・変わらないようにも見えますが、

「透明度が出て来て、むしろより濃くも見え、美しさが増している」

ように見えないでしょうか?


 実はこれ・・noisy 的には「あるある」でして、このようにフィルターの軽い、もしくはフィルターしていないようなキュヴェで、まだちょっと早いと判断したものを半年ほど置くと・・

「美しさが増す。色はむしろ濃くなって見える。」

と感じています。

 まぁ・・2本もテイスティングしてしまいますと厳しいんですけどね・・でも、今回はちゃんとチェックしたかったんですね。

 で、昨今の気候を反映した濃い目のパスグラの・・、

「まるで昔のA.C.ブル並みの仕上がり!」

のものも美味しいんですが、パスグラファン、グランドルディネールファンの noisy としましては、

「軽やかさ・・エレガンスが際立った、伸びの良いパスグラこそ・・パスグラだ!」

とも思っていまして、まさにこの2021年ものは、

「パスグラらしいパスグラの再現!・・激エレガント!・・真っ裸の美味しさ!」

を感じさせてくれます。


 一点だけ難を言いますと・・

「半年も寝かせたものの・・仕上がるのはやはり・・暖かくなってから!」

と言えることなんですね。


 3月になって桜の開花が言われ、

「そろそろ散り始めたよ・・あの通りはまるで花吹雪だよ・・」

なんて言われるようになった頃からが、滅茶美味しいと言っていただけると思います。


 どこかのドメーヌはパスグラで6~8千円だと言ってましたが、何とか3千円にしちゃいました。激エレガントな、パスグラらしいパスグラです・・2021年のフォンテーヌ=ガニャールの赤の味筋、そのものでも有ります。ぜひ飲んでみてください。超お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【完璧です!・・隙無し!ガメとピノのハーフ&ハーフが生む限界の美味しさ!・・だと思います。酸の美味しさに是非驚いてください!】

 素晴らしいです!・・圧巻な美味しさだと感じました。・・ただし!・・日本のワインの穏やかな振る舞い・・味わい・・香りが大好きな方・・は、反対に、

「そうかなぁ・・普通だと思うけど・・」

みたいになってしまうかもしれません。

 ですが、ワインファンで有るならば、もしくはブルゴーニュワインが大好きな方であれば、この立体感を持った美しくピュアで自然は酸が生む味わいに触れただけでも、

「・・お・・こりゃぁ・・只者じゃぁ無いぞ!」

と思っていただけると思います。そしてそのご興味は必ずフォンテーヌ=ガニャールの上級キュヴェにも向かってしまうと・・思います!


 この素晴らしい色合いを是非ご覧ください。赤を中心として僅かに紫っぽい感じが入っているでしょうか。2016年のパスグラの写真をご覧いただけますと、明らかに「集中力」「濃密さ」「多層感」が異なり、またミネラリティも、2016年ものはまだシンプルに見えるかと思いますが、2020年ものは2016年ものの透明なミネラリティだけに留まらず、白っぽい感じ、黒(赤)っぽいものが複雑にまじりあっているように・・あ、少なくともnoisy にはそのように見えます。

 この密度の高さは決して「力任せ」に造られたものでは無いと・・飲むと直ぐに判るはずです。しなやかでエッジが立たず、非常にスムースです。そこからノーズに飛び込んでくる果実の健康さ、深みのあるニュアンス、適度に膨らんでくれ、人造的では無い流れるような余韻になだれ込んでいきます。その姿は実に美しく、穏やかながら感動的です。

 もし、少しでもネガティヴな部分を言うとするなら、「モロビオ系では無い」と言うこと位でしょうか。ただしこれはモロビオ系がお好きな方のみ限定のはず・・ですから、そ例外から発想するのであるなら、

「ガメとピノのハーフ&ハーフが生む最高のブルゴーニュワイン!」

と言えると思います。

 勿論、デイリーにも行けるプライスでも有ります。しかし、高級なお料理さえもこなせてしまうエレガンスが有ります。これを美味しくない・・と言う方は、きっと余りブルゴーニュワインが・・そんなには好きでは無いんじゃないかとも・・。

 この最高に旨いガメとピノの果実酸を、口内で3Dの姿で感じてみて下さい。これぞブルゴーニュの醍醐味!・・酸の無いワインは、やっぱり大したことの無いワインなんですね。その時は一瞬、良いなと思っても、続けてしまうと化けの皮が剥がれて来ます。おそらくこれで追加は無いと思います。是非飲んでみて下さい。旨いです!


 以下は以前のレヴューです。
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【こちらは2018年までのパスグラと瓜二つ!ふんわりアロマは赤果実と石灰!・・伸びの良い味わいは、ブルゴーニュ大好き人間の心をくすぐります!】

 美味しかったですね~・・あ、このワインは2021年6月中旬に到着していまして、6月29日にテイスティングしていますので、ほぼ9カ月前のテイスティングになります。

 エレガントでしなやか・・質の良いピノ・ノワールのコクを適度に熟したガメの滑らかさで「やや伸ばし」た感じが絶妙なんですね・・。

「ピノって・・果皮の味わいが濃いなぁ」

と思う時が有るでしょう?・・無いですか?・・それがガメのジューシーな優しさでちょうど良くなるんですよ。

 昔のパスグラは・・もう、安ワインの代名詞でしたが、今はもう・・

「ドメーヌで一生懸命、上級キュヴェ同様に手塩に掛けて造る」

ので、滅茶美味しいんですね~。ドメーヌだって、毎日グラン・クリュや1級、村名、A.C.ブルばかりを飲んでいる訳じゃないんですよ。普段はずっと下のクラス、グラン・ドルディネールやパスグラなんですね。収穫時期にお手伝いに来られる若い人や外国人にお食事の時に飲んでもらうのも大抵はこのクラスだそうで・・ここが美味しいと・・

「あそこの食事のワインは・・美味いぞ・・」

みたいな、ちょっと通常とは異なる評判が立ったりして・・。


 まぁ、それが販売に回ってしまうと飲んでもらうのが少なくなっちゃいますよね。この時代、30年前とは本当に異なっていますから・・

「パストゥグランがこんなに美味しいなんて!」

そう思っていただけると思います。ご検討ください。


 以下は以前のレヴューです。
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【美しさに加えて濃度・密度も備えたパスグラはもう無敵!・・この劇的な変化をした滅茶しなやかな12度の液体、2018年ものを是非飲んでみて下さい!】

「きゃ~!」・・です。

「どうしちゃったの~~?」

ですよ。


 以前も実に美しいワインで、淡くて、滑らかで、エレガントで美味しいパスグラだったんですが・・

「以前のヴィンテージと色が全然違う!」

のがお判りいただけるかと思います・・でしょ?もう劇的に「別のモノ」みたいな雰囲気です。


 でもこれ、エレガントさは全く変わっていないと思われるんですよ。そしてしなやかさも・・極上の舌触りもです。

 そしてなんとアルコール分は12度!です。・・これ以上薄いと「のっぺら」としてしまいますし、13.5度にまでなると・・普通かな・・でも14度だと「強い」と感じてしまうのがピノ・ノワール・ファンの気付かぬ意識だと思います。

 そして、葡萄の質の良さは、飲めばだれでも判りますよ。もう極上と言って良いほどです。これが2018年もの1年で終わってしまうのか、それともこれ以降持続するのかで、結構に変わってくると思うんですね。

 だって・・これほど美味しいものを誰もが放っておくはずが無いですから。


 もし、最上の飲み心地を得たいのならこのパストゥグランを、ビロードの口当たりと「ピノ・ノワールの粋の密」を得たいのならブルゴーニュ・ピノ・ノワールをお選びください。滅茶美味しいです!・・2019年、どうなるのかも楽しみ!こうご期待!



 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【ピュアで精緻!不足無し!・・フォンテーヌ=ガニャール的なエレガンスを知る良い1本です!】
 美味しいですね~。とても美味しいです。フォンテーヌ=ガニャールの下級クラスもレストランさんで人気のようですが、それも納得できるようなピュアで汚れ無き味わいです。

 最近のブルゴーニュワインは、確かに高騰してはいますが、その恩恵も有ると思います。利益が出るようになったので、それを設備投資や人的な部分に回せるんですね。

 そして、畑の拡張が望めないブルゴーニュですから、既存のワインをブラッシュアップするしか・・無いんですよ。

 だから、以前は酸っぱくて味わいの薄いワインが多かったパストゥグランも、最近はやたら美味しく感じ無いですか?ベリーやチェリーが見事に感じられ、しかも「強過ぎず適度な感じ」に仕上がり、不足感を感じない・・むしろA.C.ブルが昔の村名並みにしっかりして来ていますから、

「品格の有るパストゥグランが滅茶美味しい!」

と言うような感じになっているんだと思います。

 決して濃く無く、ガメのベリー感とピノのチェリー感を、その時のタイミングで味わいを変化させ、感じさせてくれます。

 そそてフォンテーヌ=ガニャール的なエレガンスもそれを助長してます。化粧は余りせず、ピュアで「充分と感じさせるバランス」で赤ワインを仕上げています。

 むしろフォンテーヌ=ガニャールのシャルドネは結構に濃密さも有りますので、

「充実したシャルドネとエレガントな赤ワイン」

がフォンテーヌ=ガニャールの特徴と言えるでしょう。リーズナブルですので是非、フォンテーヌ=ガニャールの赤ワインも飲んでみてください。お勧めです!


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【非常にピュアです!ブルゴーニュワインのエレガンスを表現した、ややライトな美しいワインです!】

 非常にエレガントで愛らしい、ややライトな方向に振った飲みやすいパストゥグランです。

 昨今はパストゥグランの立ち位置が上方へと変わって来ていると感じますが、どちらかと言えば以前のパストゥグランの軽さはそのままに、よりエレガンスに磨きを掛けたような味わい・・と言えば良いでしょうか。

 立ち位置が上方へと変わって来ている・・と言うのは、以前よりブルゴーニュ・ルージュの立ち位置や価格が上昇し、色々なドメーヌがブルゴーニュ・ルージュのプライスを上昇させてきた背景には、

「おらん家のA.C.ブルゴーニュは普通のとは・・違うのよ・・」

と言うようなスタンスが有ると思います。


 そりゃぁ・・もう、8千円クラスのA.C.ブルもザラに有りますし、トップ・ドメーヌに至っては「うん万円」と言うビックリなものも有りますしね。

 さらには、畑の拡充、より拡大することが困難なのがブルゴーニュです。

 そんな中で、今までよりも、

「より手間暇を欠けて仕上げたワイン」

と言う立ち位置になって来たと思うんですね。なので、ひと昔前と比較しますと、A.C.ブルの味わいは格段に上昇していて、さらには、それに引っ張られるかのようにその下のクラスのガメを混ぜ込んだデイリーワイン、パストゥグランも品質向上が為されていると感じています。

 このフォンテーヌ=ガニャールのパストゥグランは、非常にエレガントで軽量級、超ドライでさらっと飲みやすいエレガンスに満ちた味わいです。ベリーやチェリー、やや軽めのミネラリティは、むしろエレガンスをより感じさせてくれます。

 しかし・・このガメが入っていることこそが、実は「ミソ」でして、

「長く放置しておいたパストゥグランが滅茶苦茶素晴らしいことになってる!」

と言うような経験をされた方々も多いと思うんですね。・・そう、ガメが完熟すると、ビックリするようなブケを発揮するんですね・・。ピノ・ノワールよりは大抵の場合、早く崩壊しますんで、その時の物凄い芳香にピノ・ノワールの躯体が下支えしているような感じで・・これ、ビックリしますが、正にこのフォンテーヌ=ガニャールのパストゥグランのようなアイテムこそが、その候補となりうると感じます。

 今でもピュアで旨いですし、数年で滅茶美味しくなりますんで、

「その時が飲み頃」

では有るんですが、その・・ずっと先の話しになります。もしセラーをお持ちでしたら・・そんなことをやってみるとブルゴーニュワインの奥深さが判ると思いますよ。今までのブルゴーニュワインはなんだったんだ!・・と思われるかもしれません。飲んでみてください。お勧めです。