ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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フェルム36

フェルム36

日本 Ferme36 長野
● 矢野さんの2021年ものが届いています。いや・・進歩が止まりませんね・・2020年ものをサクッと越えて来ました!・・より密度の高い集中力のあるルメルシマン・ブラン!・・過去最高は勿論のこと、その美しい果実酸のたなびきに感動を覚えさせられます。もはやトップクラスの風格・・しかも、

「これぞ大町平新郷のテロワール!?」

と思えるほどの、しっかりした主張をしてくれます。まったくお化粧感のないピュアなすっぴん美人です。


 そして近隣のブドウ農家さんとタイアップした「山のヴァンセ2021」は、初のロゼペティアンとしてリリースです!・・これがまたリーズナブルな価格の上、何とも郷愁を感じる・・

「昭和の苺のフレーヴァーのどぶろくロゼ!」

 何かちょっとグッと来ちゃいましたね。確かに昨今の時代の高級苺は美味しいですが、子供の頃に食べていた、赤いけどそれほど甘くない苺・・に、砂糖と牛乳をかけて、潰して食べなかったですか?・・うちだけかなぁ・・母親がドケチで安いものしか買ってくれなかっただけかもしれませんが、あれはあれで美味しかったと、身体と心に染み付いたフレーヴァーでした。まぁ・・最近の方には、

「・・一体・・どんな郷愁してるん?」

と言われてしまいそうですが、ちょっとした野性味さえ感じるような・・ある意味、本物感が凄いフレーヴァーです。

 やはり矢野さんの大町のワイン、旨いです!・・是非飲んでみてください。

 あ、すみません・・利益率が非常に・・何なので、他のワインと一緒にご注文をお願いします。


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 矢野さんの2020年のヌーボーが届きました。滅茶美味しいです!さっそく飲ませていただき、2020年もののナチュラルな元気の良さを確認させていただきました。

 また、リアルワインガイドの最新号でも、2019年ものの「ルメルシマン」や「山のヴァンせ」が高く評価されていまして、上値で90点付いています。

 今回は「新酒」「ヌーボー」と言うことで、2020年ものをご紹介させていただきます。

「Ferme36 のワインって・・どこで買えるの?」

「いつリリースですか?」

・・ん~・・困りましたね・・いつとは中々言えませんし、販売しはじめても長い期間、在庫になるほどの数量が無い・・2019年のヌーボーは「山のヴァンせ」が30本、「ルメルシマン」が6本だけでしたから・・

 それでも非常に少なかった量は若干増えていまして、白の「山のヴァンせ」は1353本(110ケース余)、赤のルメルシマン・ルージュは559本(46ケース余)と言う生産量、Noisy wine への入荷はそれぞれ3ケースと1ケースです。

「2020年の野生酵母は元気です。噴きこぼれにご注意ください。」

との注意書きが有るくらい、酵母は畑で順調に増えたようです。

 メトード・アンセストラルによる製法ですが、noisy がテイスティングしたボトルはどちらも「ガスに注意」と言うほどのガス圧は有りません。口内でわずかに「ピチピチ」とするくらい・・ですが、やはり開け方にもよると思いますので、

「台所のシンクなどで必ずボトルを斜め40度ほどに傾け、王冠に当てた栓抜きをゆっくり上げながらガスを逃がすように抜く」

ことを心がけて下されば、何の問題も無く抜くことが出来ます。王冠です。


 熟の速い白の「山のヴァンせ」は、僅かに濁りのある少しくすんだ外観から、仄かに白く多量に有るミネラリティと、ほんのり濁った色から、滅茶ナチュラルで滋味・旨味に富んだ優しく・・でも結構に深い味わいです。

 赤のルメルシマンは今のところやや軽めですが、僅かなガスが飲みやすさを誘いつつ、華やかな花のアロマ、ベリーなどの果実で美味しく飲ませてくれます。サンスフルでして・・非常に身体への浸透が優しいです。とはいっても、おそらく「山のヴァンせ」のSo2使用量も僅かだと思います。

 来年のエルヴァージュもののリリースが楽しみになるような仕上がりでした。是非ご検討いただきたいと思います。

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 待ちに待った矢野さんのワインが届きました。今年9月に醸造免許が下りたとのことで今までの委託醸造から自家醸造に切り替わり、大きく自由度が得られたのが、今回のワインに現れています。

 今のところはまだシャルドネのみですが、一言で言って・・

「気取らず、でもしっかり!自然の恵みの素晴らしさを味わえる、ワインファン納得の仕上がり!」

です。


 ワインは正直です・・その味わいを見れば、ほぼ何が有ったか・・想像できます。

 熱量が大きく、豊かな酸と自由な味わいは、今までの日本のワインとは一味以上違うと感じます。ナチュラルで滋味深~い味わいなのに、危険なニュアンスは有りません。

 いや~・・余りに素晴らしい出来なので・・驚いてしまいました。おそらく飲まれた方々、それぞれに、

「えっ?・・こうなるんだ・・!」

と感じられるに違いありません。


 特に委託醸造のルメルシマン白を飲まれた方は、その変貌ぶりに驚かれるでしょう。


 今回も非常に少ない割り当てです。また、流通経費が全く出ませんので、申し訳ございませんが販売条件を付けさせていただいています。

 なお、どうしても欲しいからと思われても、矢野さんにご迷惑が掛かるようなことはお止めいただくようお願いいたします。


■生産者情報
生産地:Ferme 36(旧名 矢野園) 長野県大町市平新郷

 製造について:2017年と同様、日本屈指の醸造家、ヴィラディストワイナリー小西超氏による醸造(委託醸造)。初収穫ということで収穫量が少なく、すべての品種を1回のプレスに投入し、混醸となりました。品種の個性というよりも、それらを超えて個々の品種が互いを支えあい、総体として土地固有の味「テロワール」が現れることを期待します。
 2018年9月25日、全品種を房ごとに搾汁。培養酵母による発酵。発酵及び貯蔵の容器はステンレスタンク。発酵後、瓶詰直前まで澱の上で貯蔵(シュールリー)。清澄なし。2019年4月26日、無ろ過にて瓶詰

アルコール11.9% 酸度:0.54g/100mlPH:3.1 生産本数1111本

2018年ミレジム
 冬季に雪が少ない1年の始まりでした。桜の開花は例年より10日から2週間早く、ブドウの生育ステージも全体的に早く推移しました。
 5月は平年より降雨があり、新植苗の定着には好意的に作用しました。
 7月10日~8月10日にかけて干ばつ(気象庁データによると、この1か月間の降雨量は僅か4mm)があり、乾燥を好む葡萄にとっても過酷な状況となりました。
 転じて9月に入ると長雨により日照量が減りました。萌芽が早まった分、収穫期も早まりました。大町では珍しく酸度の保持を気にしながらブドウの塾気を見定めることになりました。
 平年より雨量がありましたが、ぶどうは健全な状態で収穫出来ました。

 「農福連携」の一環として、大町市社会福祉協議会障害福祉サービス事業所の皆さんに苗植、ブドウの株元の草取り、防鳥ネットの設置、腐敗果の除去、ブドウの収穫、冬の養生として株周りの藁巻等にご尽力いただきました。とりわけ腐敗果を除去したことで、雨にあたっても健全なブドウを収穫することができました。

2019年ミレジム
 春先に寒さが残り、グローイングステージの一指標としてとしての桜の開花は、平年より少し遅いくらいでした。四月末の苗植作業時には雪が舞いました。

 夏季、2018のような干ばつはなく。適度な雨量の中推移しました。
 9月になると好天が続き、果実の成熟によい条件がもたらされました。ブドウのサンプリングデータを見るところ2017に類似しますが、感覚的には2017よりわずかに温暖であったという印象があります。
 自社ワイナリーを稼働したことで、品種ごとの収穫、仕込みが可能になりました。品種の熟期を見極めつつ、収穫しては仕込むという、この地でワインをつくるスタイルが出来上がりました。

 「農福連携」を継続、大町氏社会福祉協議会障がい福祉サービス事業所の皆さんに苗植。ブドウの株元の草取り、防鳥ネットの設置、病果の除去、ブドウの収穫、冬の養生としての株周りの藁巻等ご尽力いただきました。仕込み時に選果台を持たないため圃場で入念な選果を行うことが重要になりますが、そのような場面で大いに助かりました。
━━━━━
将来的に期待値の高い日本の自然派ワインをご紹介します。長野県は大町市でワイナリーを始められた矢野さんです。

 ひょんなことからお付き合いをさせていただくことになりました。noisy も良く判りませんで、とにかく2014年に栽培を始め、2017年ものの醸造が初です。

 また、まだ醸造設備が整っていないので、ヴィラディストワイナリーの小西超氏さんの委託醸造と言う形でスタートしています。

 何しろ初年度の醸造が450本ほどしか無く、実験的なものになっていますが・・飲んでみたらもう・・ビックリです・・!

◇北アルプス山麓農場 矢野園 Ferme 36 矢野さんのブログ http://tatsunokovin.blogspot.com/


2021 Remerciements Blanc
ルメルシマン・ブラン

17052
自然派
白 辛口
日本
長野
大町
フェルム36
お一人様2本まで + 同時に他の生産者さんのワイン1本以上

◆◆◆お一人様2本まで限定 + 同時に他の生産者さんのワイン1本以上でお願いいたします。
■エージェント情報
全て大町市平新郷産 品種:シャルドネ50.4% 、ソーヴィニョン・ブラン28.8%、ピノ・グリ12.5%、 ゲヴェルツ・トラミネール4.6%、 シルヴァーナー1.5%、 その他2.2%
収穫日 10月5日~10月21日
 ヴィラデストワイナリー醸造責任者小西超氏による委託醸造期間(2017.2019)に確立した混醸白ワイン。品種の個性が互いを補完しあい、高めあい、総体としてテロワールを表現するスタイルが気に入っています。北海道岩見沢市栗沢町の中澤夫妻がつくる「栗沢プラン」に対する憧憬がヴィニュロンを決意した大きな要因の一つでした。
 自家醸造になり、品種ごとに収穫、搾汁を行い、野生酵母による発酵をこころみたこと、発酵中にアッサンブラージュを行ったことが委託醸造時代との相違点となります。

 品種ごとに熟期を見極めながら収穫。密閉型バルーンプレスによりホールパンチプレス(全房搾汁)。果汁を澱下げした後、上澄みを他の容器へ移動。野生酵母によりゆっくりと発酵を始めました。
 発酵中にアッサンブラージュ、混醸へ移行。発酵期間約6カ月。ロングフライトとなった発酵から瓶詰直前の期間、ワインは澱の上にあったことになります(シュール・リー)。発酵及び貯蔵はステンレスタンク。瓶詰時に少量の亜硫酸を添加。(一部ロットは瓶詰時亜硫酸苑無添加)清澄、ろ過等の介入はありません。梅雨時期の多雨が影響し花ぶるいが発生、収穫量が半減しました。自然による収量制限のおかげで、得た果実の業種区間は新しい次元に達したと思います。これまでのBLANCと一線を画しGRANDという形容を付しました。あふれる果実味と風味の移ろいを3~4日かけて楽しんでいただくことをお勧めします。
瓶詰日 2022年3月19日~3月1日。瓶詰本数1647本 アルコール度数12.6%
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥4,000 (外税) 
【矢野園さんの真骨頂ルメルシマンのブラン2021年は、進歩の新たな段階を迎えた!・・大町平新郷の畑と言うテロワールの味わいをしっかり表現していると感じます!美しいです!】
 密度が備わって来た2021年のルメルシマン・ブランです。矢野さんもそのあたりは勿論・・判っていらっしゃるのでしょう。このワインの名前もその進歩を感じさせるように変更され、

「グラン・ブラン」

と・・「 Grand 」 の文字が小さいながらもエチケットに踊ります。

 少なくとも6種類・・それ以上でしょうね・・収穫時期の異なるブドウをセパージュしたグラン・ブラン2021年は、明らかに2020年を凌ぐ見事な仕上がりでした。

 このように、毎年テイスティングさせていただいグラスの写真を並べてみてみますと・・一目瞭然ではあります。でも2020年ものと2021年ものは、もしかしたら・・そんなに大きく異なっているようには見えないかもしれません。

 しかしながら良~~~く、見てみると、集中力が増しているのが判るんじゃないかと思うんですね。

 で、やはり特徴的なのは、「美しくも大きなバランスを見せる果実酸」だと思うんですね。

 どうしてもフレーヴァーを出したい・・と無理をすれば、ワインに必要な・・いや、フレーヴァーこそ酸有っての物種なんですが、その「酸」を失ってしまいかねない結果を生んでしまいます。

 ですがルメルシマン・ブラン2021年は本当に見事!・・これほどの美しく豊かな酸を持つ日本のワインは限られてくるはずです。

 ほんのりとしたガスを内包した状態です。「ぴちっ・・ぴちっ・・」位でしょうか。熟したリンゴ、洋ナシ、アンズ・・などのプレーヴァーに、白っぽい石灰系のミネラリティが混じります。やはりわずかに重みを持ったナトリウムっぽい・・半透明なミネラリティも充実しています。中域も適度に膨れてくれ、時間の経過・・品温の上昇に連れ、少しずつ少しずつ・・解れて来てくれます。

 しかしながら、2020年までのルメルシマン・ブランとは、そのスピードが異なるかな・・と思います。以前はもう少し「早いスピードで」変化してくれた訳です。2021年ものは充実していますから、「崩壊のスピード」が遅いわけですね。

 あ、「崩壊」などと言うあまり良くないような言葉を使用しているように思われるかもしれませんが、決して悪い意味ではありません。形あるものはいつか必ず崩壊するわけで、ワインの楽しみは、ある種・・「崩壊の姿を見つめ、感じること」じゃないかと思っていますので、そんな言葉を時折使っています。ご容赦ください。

 ほんのりとわずかにマッタリ、わずかにネットリさも有ります。非常にピュアながら、ビオ系の生産者にも通じるナチュールな感じも持っていますが、全く危うさを感じさせない見事な仕上がりです。

 たった892本だけ造られた「ドメーヌものの」フェルム36 の白です。ん~・・たったそれだけの生産量でやって行けるんだろうかと、ちょっと心配になってしまいます。

 今年こそは何とか矢野さんに会いに行こうと、胸の内で計画を立てていたんですが・・そう、5月頃の話です。まぁ、行動制限が無くなって、もし!・・それでも新規感染者が増えないようであれば、

「ん~・・北本あたりで圏央道に乗って関越に出て藤岡ジャンクションから上信越・・長野道に出るか、首都高で中央高速をまっすぐ行くか・・4時間見れば行けるか・・」

などと考えていたんですが、案の定・・物凄い感染者数になってしまいまして、「おじゃん」するしか無くなりました。ワイン屋の友人も罹ってますし・・もう、国民の10%以上が罹患しているんじゃないかと・・。

 そんな中で、この、

「とても楽しめる品質の高い日本のワイン」

を、ちょっと色々想像しながら、さらにおいしく飲んでみて欲しい・・と思います!超お勧めします!

 以下は以前のレヴューです。
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【2020年ものは「気品あるドライなマルチセパージュの白!しかも同じセパージュで2種類!」・・So2を微量添加したキュヴェと、ボトリング時にSo2を添加していない「BTL-SS」のキュヴェです!】

 上から、「BTL-SS」、中が同じく「BTL-SS」、一番下が通常のキュヴェです。

 通常のキュヴェとは言っても、瓶詰時に総亜硫酸量が10ppm のみの添加ですので・・10ppm = 0.001ppc = 0.001% の濃度・・とても少ないと思います。

 事実、「BTL-SS」のキュヴェと比較しましても、僅かにBTL-SSの方がソフトなテクスチュアかな?・・位の違いでした。

 なお、この「BTL-SS」の文字が非常に小さいので・・2枚目の写真の緑の部分に小さく「BTL-SS」と入っているだけなので、見分けるために、

「ボトルの裏に Sans Nature と書いた紙を貼りました」

のでご了承くださいませ。

 ただし、!

 ご注意ください。シールはそのように書いて貼ってありますが、

「あくまでも、ボトリング時に亜硫酸無添加!」

で有って、亜硫酸不使用と説明を受けた訳では有りません。その辺は必ずやご了承くださいませ。便宜上、そのようにしたと言うことでお願いいたします。

 で、2020年のルメルシマンですが、今までで一番、ドライに仕上がったんじゃないかと思うんですね。黄色味がやや強めな美しい色彩、瑞々しく、非常にピュアで、そこはかとなくナチュラルさが漂う感じ・・。ふんわりと柔らかなニュアンスのアロマには、結構に硬い感じのミネラリティが感じられます。

 少し粘性が有り、それを僅かなガスが中和している感じでも有りますし、そのガスの存在がまた、このワインをよりドライに感じさせてくれるようなニュアンスです。

 ボディは中盤で中程度、今はちょっとゲヴェやグリが頑張っていて、他のが居眠り中?・・みたいなノーズへの還りが感じられ、そこからキュッと締まって瑞々しさを振りまき消えて行く・・そんな感じです。

 2019年ものはこれよりも僅かに甘みが有り、その甘味がまた良い演出をしてくれていましたが、2020年ものはさらにドライですから、酸の美味しさを確認しながら味わっていく感じでしょうか。果実感はこれより先、涼しくなって来た頃にさらに膨らんで美味しくなってくると思います。今はちょっと、メインセパージュのシャルドネとソーヴィニョン・ブランが大人しい感じです。

 それにしても矢野さん、やりますよね・・。2020年ものは「気品あるドライなマルチセパージュの白!」と言わせていただいちゃおうと思います。

 そして、ノーマルとBTL-SSとの差は僅かだと感じます。前にも書きましたが「幾分BTL-SSが柔らかく優しい感じ」では有ります。

 あ、そうそう・・底の方には、

「僅かな澱」

が溜まると思いますが、

「澱の部分が滅茶美味しい!」

です。


 重い成分は沈殿して行きますので、底の方が甘み等が多く、エネルギッシュなんですね。なので、

「最後は澱を漉くようにして楽しむ」

か、お行儀は悪いですが・・それに失敗したらどうなるか、やってないので判りませんが、ビオファンにはお馴染みの「シェイク」をしてみるのも一興かもしれません。あ、責任は取れませんので自己責任でお願いします。ご検討くださいませ!お勧めします!



 以下は以前のレヴューです。
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【オイリーさ、蜜のニュアンス、熟したフルーツが見事なブレンデッド・ホワイト・ワインです!】

 いや~・・見事な色合いですね~・・まさに、そこから想像される通りの、そして「無垢」な味わいを感じさせてくれる見事な「白」でした!これは美味しい!

 昨年の、二年目のルメルシマン白とも、全く異なる味筋です。ヴィンテージの背景を感じますね。温暖さの在る、でも葡萄は非常に良く熟したことが伺えます。

 蜜っぽい見事な熟由来のアロマと味わいがします。スルスルッと入ってくる感じがまた良いですね。岩石由来の土壌・・大陸型では無い、日本の土地独特の味わいを上手に表現されていると感じます。

 ワイン自体の出来が非常に良いので、ややをしますと、葡萄がまだ若いことを忘れてしまいますが・・まだまだ始まったばかりなんですよね。これはちょっと・・末恐ろしい感じがします。

 申し訳ありませんが、こちらも1000本ほどしか生産されていません。Noisy wine にも少量の入荷ですので、お一人様1本限定にて・・また、これのみでは赤字になってしまいますので、他の生産者さんのワインと一緒にご購入をご検討くださいませ。お勧めします!


 以下は以前のレヴューです。
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【二年目のルメルシマンです!・・大町の葡萄の生命、エナジーを感じる見事な味わいです!】

 いいですね~・・。葡萄に力を感じます。色合いも色々な葡萄を混醸しているのが判る、

「そのような色」

をしています。ピノ・ノワールも8.5%、グリも7.6%ほど入っているようですので、その影響のある、ただ白く透き通った色合いでも、樽の色を溶け込ませたような色でも有りません。淡く複雑に色付いている感じです。

 ファーストノーズはふっくらとした感じのイメージ、まだハッキリとしたものにはなっておらず成長中、もう少し休ませたいと言う感じです。味わいは、日本のワインには多いタイプの、「焦点がハッキリしない」ものでは無く、中心からふっくらと厚みのある円を感じさせてくれます。中域もしっかり膨らみ、そこから余韻に掛けて複雑かつ繊細な旨味とノーズに戻ってくる香りが非常に心地良いです。

 2018年も非常に良いですね。ワインを判っていらっしゃる方が醸造している感じがします。葡萄が成長し、畑に自生する菌が安定してきたら是非自然酵母で仕込んでいただけるとナチュラル感がアップするかと思います。

 まぁ、そんな勝手なことを言ってはいますが、実はそれは簡単そうでいて非常に難しいことです。昔から葡萄を造っていた土地では無いでしょうし、様々な環境は時間を掛けて育って来ます。

 虫も、鳥も、猪とか鹿とかの動物も、そして土も岩も水も太陽も空気も、さらには人間でさえも、そんな菌類・・菌と言うと変に聞こえるかもしれませんが、酵母などの菌類もそんな循環的な環境で育ちます。

 2018年ものは1111本のみ、造れたそうです。noisy もテイスティングさせていただきましたんで、すでに1並びの残数では有りません。

 また、日本の古来の酒類の流通による価格付けがされているので、非常にマージンが低いです。1本で発送しますと完全に赤字です。なので、誠に申し訳ありませんが、同額以上、他のアイテムをお買い上げいただくことが条件になります。ご容赦ください。

 それに是非、フェルム36さんのブログもご覧ください。言葉は少ないですが、豊かな自然が育む様々な写真が美しいです。ご検討くださいませ。

北アルプス山麓農場 矢野園


 以下は以前のレヴューです。
━━━━━
【うおっ!・・これは・・!】

 何しろ入荷数は6本です・・。年間20ケースの仕入れを予定させていただきましたが、それは何と2017年ものの全生産量を超える数字でした・・。


「初年度は余りお渡しできませんですみません・・」

と矢野さんから言われてましたが、ここまで少ないとは思ってもいませんでした。


 しかし・・飲んでみて判りましたよ。


「葡萄の樹は若いが葡萄のポテンシャルは一般の日本のワインのものとは桁が違う」

 これは飲まれた方はすぐにご理解いただけるんじゃないかと思います。


 今回の2017年ものに関しましては、味わいがどうこう・・言うつもりは有りません。勿論、美味しいですよ。ポテンシャルもたっぷりです。通常の日本のワインに慣れた方なら、

「・・ほ~!・・しっかりしてる!」

と感じられると思います。


 ただしそんな生産量ですので、煽りになるのを避けたいと思っています。なので、

「純粋にワインを愛し勉強したいと思っていらっしゃる方」

「矢野さんのワインを応援する気持ちの有る方」

にお分けさせていただきたいと思っています。



 ひとつ、ふたつ・・これを言っておきたいと思うことが有ります。

 ひとつは、この時のテイスティングはミシェル・ニーロンの2014年ブルゴーニュ・ブランを先に飲み、続いてこのルメルシマンを飲み、またニーロンに戻っています。

「ルメルシマン、しっかり付いて行けてるんです!」

 これって・・凄いことだと思います。色々有りますよ・・収穫できたすべての葡萄を一緒に仕込んだ混醸の件とか、醸造された小西さんのこととか・・でも、それで充分じゃないでしょうか。後は幸運にも購入できた方の感性にお任せしようと思います。

 また、二つ目として・・

「飲まれる温度に気を付けてください。」

 とお願いしたいと思います。


 非常にドライで甘みは有りません。酸の美味しさが光ります。・・が、

「冷やし過ぎると正当な評価が出来ない」

ことは間違いありませんので、暑いからと言って冷蔵庫でキンキンに冷やして飲まれるような飲み方は禁物です。


 むしろ、高級シャルドネのように、15度ほどで飲まれてください。もしくはもっと高くても良いですよ。ピノ・ノワール並みの16度~17度でも良い・・と言うか、その位で飲んでいただきたい位です。


 これからの日本のワイン・・楽しみになってきました。培養酵母では有りますが酸の構成が貧弱な緩いワインでは有りません。


 あ、あと一つお願いが有ります。興味があるけど中々買えないからと言って、矢野さんに迷惑を掛けないよう・・お願いいたします。少しずつ販売量も増えて行くと思います。申し訳ありませんがそれまでお待ちくださいませ。

 また、このワインに関しましては一切値引きしておりません。マージン率が非常に低いんですね。なので新着の謳い文句とは異なりますし、条件を付けさせていただきましたが、なにとぞご了承いただけますようお願いいたします。