ピュアで美味しいワインをnoisyがご紹介します。 自然派、ブルゴーニュ、イタリアワインを好きな方は是非ご来訪ください。
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■ セシル・トランブレイ来日記念!
2025年2月19日テイスティングセミナーレポート・・by oisy

 お忍びで・・と言うことでは無かったのですが、この2025年2月にひっそりと忍び足でセシルが来日してくれていました。
 少数人数でテイスティングセミナーを行うので是非・・という事で noisyをご招待してくれたのですが、時はまさに決算真っ最中・・新着も何とかこなさないといけない・・激務中と言うことで noisy は参加を断念・・残念でしたが・・。
 せっかくご招待してくれたので、「noisyは都合付かないけど oisy でも良いか?」と尋ねたら二つ返事でOKが出たので、oisy を派遣することに。
 まぁ・・日本初輸入の時から延々と扱わせていただいて、「こんなに凄い存在になられるとは!」・・とは思っていましたが・・(^^;;
 ただ行かせるのも癪なので、oisyにレポートを書いていただきました。
 1級畑だとばかり思っていたレ・ボーモン・バがグラン・クリュを名乗れる部分を含んでいて驚いた・・とか、醸造の時はどんな風に意識しながら行っているかとか・・
「梗の使用は料理に塩で味をつけるようなもの」
「料理人で例えるなら、プレスは火入れ」
などなど、感触や感覚の部分の細かい部分まで話してくれたようですよ。oisy渾身で書かせていただきました。セシルファンならずとも、ワインにご興味のある方ならきっと必見のコラムです!
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フェルム36

フェルム36

日本 Ferme36 長野
● フェルム36、矢野さんのワインが届きましたのでご案内させていただきます。一斉発売とのことで2023年9月2日発売を指定されていますので、それ以降のお届け、お引き取りになりますのでご了承くださいませ。(発送の方には何も問題有りません)

 6年目になったと思います。2014年から栽培していますのでルメルシマンの樹齢は10年?・・でしょうか。そんなことも有ってか、もしくは2022年と言うヴィンテージのお陰でしょうか、2022年ものはエポックなヴィンテージになったと感じました。

 ただし、2021年もののルメルシマン赤ピノ・ノワール/ツヴァイゲルト/ガメイのリリースも有ったのですが、瓶詰出来たのが200本ほどしかないと言うことで長野のみの発売になり、残念ながらNoisy wine への入荷は有りませんでした。

 2022年のルメルシマン白は、過去最高は間違い無しです。しかも・・日本のワインとして非常に上質であると今までお伝えして来ましたが、

「海外のワインと比較されても遜色を全く感じず、大町のテロワールだと感じる細やかさとユニークさを持っている!」

と・・感じさせてくれました。これは・・本当に凄いことだと思いませんか?・・是が非でも飲んでいただきたいグラン・ブラン2022です。

 因みに左の写真がルメルシマン・グラン・ブラン2022のコルクです。

「DIAM 10」

と焼き印が有ります。

 先だってご案内させていただいたボワジェ・フレールのA.C.ブル2022は 「DIAM 30」で30年保証の56mmの凄いコルクですが、「 DIAM 10」を使用したグラン・ブランにも・・いや、2年前から同じだったかもしれないんですが・・(^^;; ブショネへの対処や長期保存の有効化も含め、造り手の思いが感じられます。

 「山のヴァンせ 2022」は買い葡萄です。2022年はシャルドネ100%のペティアンに仕上がっています。これもまた過去最高、非常に深みと輝きの有る黄色が美しく、しかもペティアンとしても、シャルドネとしても・・日本最高品質は元より、このような深淵な味わいのシャルドネ・ペティアンには中々出会えないんじゃないかと思える素晴らしい仕上がりでした。

 今飲んでも非常に旨いですが、瓶熟させることで味わいがかなり変化するはずです。ナチュール感は高く心地良いですが、ビオっぽさは無く・・多くの皆さんに受け入れられる味わいに仕上がっていて、ある意味非常に有難いです。

 赤が無かったのは残念ですが、この2022年白の仕上がりが素晴らしいですから、来年の2022年赤に期待したいと思います。是非ご検討くださいませ。


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 お待ち遠さまです、矢野さんの新酒赤・ロゼペティアンとドメーヌものの赤が届いています。24日発売です。

 (以下の写真はロゼ・ペティアンの抜栓翌々日の澱の部分だけをグラスに注いだもの。So2の少なさでしょうか、やや褐色の入りが早いですが、この部分の旨味も相当なものです。もし澱を飲まれるなら唇で物質を濃しつつ味わってみてください。)
 最近はリアルワインガイドにも掲載されるようになりまして、知名度も上がってきたフェルム36、矢野さんです。最新号の80号には・・あ、まだご紹介してなかった・・ページを創らんと・・

「そのワインたちはナチュラル感たっぷりで、とにかくうま味が多い。今後への期待感しかないワイナリーなのです。」

と紹介されています。

 因みに80号に掲載されていたのは昨年ご紹介させていただいたワインたち(現地販売限定分を含む)でして、評点だけを拾いますと・・

・2020 ルメルシマン・ピノ・ノワール・ツヴァイゲルト・キュヴェ・シンシュウ 今飲んで 89+ ポテンシャル 90+ 飲み頃予想 今~2040
・2021 ルメルシマン・グラン・ブラン 今飲んで 90+ ポテンシャル 91+ 飲み頃予想 今~2040
・2021 山のヴァンセ・モン・ロゼ・ペティアン 今飲んで 90 ポテンシャル 90 飲み頃予想 今~2033
・2021 山のヴァンセ・クミアイ・ルージュ・サン・スフル 今飲んで 89+ ポテンシャル 89+

 と、矢野さんが修行されていたココファーム同様の評価まで上がって来ました。

 まぁ・・樹齢が上がってくれば、矢野さんの感性がさらに生かされてくると思うんですね。是非応援よろしくお願いいたします。

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 矢野さんの2021年ものが届いています。いや・・進歩が止まりませんね・・2020年ものをサクッと越えて来ました!・・より密度の高い集中力のあるルメルシマン・ブラン!・・過去最高は勿論のこと、その美しい果実酸のたなびきに感動を覚えさせられます。もはやトップクラスの風格・・しかも、

「これぞ大町平新郷のテロワール!?」

と思えるほどの、しっかりした主張をしてくれます。まったくお化粧感のないピュアなすっぴん美人です。


 そして近隣のブドウ農家さんとタイアップした「山のヴァンセ2021」は、初のロゼペティアンとしてリリースです!・・これがまたリーズナブルな価格の上、何とも郷愁を感じる・・

「昭和の苺のフレーヴァーのどぶろくロゼ!」

 何かちょっとグッと来ちゃいましたね。確かに昨今の時代の高級苺は美味しいですが、子供の頃に食べていた、赤いけどそれほど甘くない苺・・に、砂糖と牛乳をかけて、潰して食べなかったですか?・・うちだけかなぁ・・母親がドケチで安いものしか買ってくれなかっただけかもしれませんが、あれはあれで美味しかったと、身体と心に染み付いたフレーヴァーでした。まぁ・・最近の方には、

「・・一体・・どんな郷愁してるん?」

と言われてしまいそうですが、ちょっとした野性味さえ感じるような・・ある意味、本物感が凄いフレーヴァーです。

 やはり矢野さんの大町のワイン、旨いです!・・是非飲んでみてください。

 あ、すみません・・利益率が非常に・・何なので、他のワインと一緒にご注文をお願いします。


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 矢野さんの2020年のヌーボーが届きました。滅茶美味しいです!さっそく飲ませていただき、2020年もののナチュラルな元気の良さを確認させていただきました。

 また、リアルワインガイドの最新号でも、2019年ものの「ルメルシマン」や「山のヴァンせ」が高く評価されていまして、上値で90点付いています。

 今回は「新酒」「ヌーボー」と言うことで、2020年ものをご紹介させていただきます。

「Ferme36 のワインって・・どこで買えるの?」

「いつリリースですか?」

・・ん~・・困りましたね・・いつとは中々言えませんし、販売しはじめても長い期間、在庫になるほどの数量が無い・・2019年のヌーボーは「山のヴァンせ」が30本、「ルメルシマン」が6本だけでしたから・・

 それでも非常に少なかった量は若干増えていまして、白の「山のヴァンせ」は1353本(110ケース余)、赤のルメルシマン・ルージュは559本(46ケース余)と言う生産量、Noisy wine への入荷はそれぞれ3ケースと1ケースです。

「2020年の野生酵母は元気です。噴きこぼれにご注意ください。」

との注意書きが有るくらい、酵母は畑で順調に増えたようです。

 メトード・アンセストラルによる製法ですが、noisy がテイスティングしたボトルはどちらも「ガスに注意」と言うほどのガス圧は有りません。口内でわずかに「ピチピチ」とするくらい・・ですが、やはり開け方にもよると思いますので、

「台所のシンクなどで必ずボトルを斜め40度ほどに傾け、王冠に当てた栓抜きをゆっくり上げながらガスを逃がすように抜く」

ことを心がけて下されば、何の問題も無く抜くことが出来ます。王冠です。


 熟の速い白の「山のヴァンせ」は、僅かに濁りのある少しくすんだ外観から、仄かに白く多量に有るミネラリティと、ほんのり濁った色から、滅茶ナチュラルで滋味・旨味に富んだ優しく・・でも結構に深い味わいです。

 赤のルメルシマンは今のところやや軽めですが、僅かなガスが飲みやすさを誘いつつ、華やかな花のアロマ、ベリーなどの果実で美味しく飲ませてくれます。サンスフルでして・・非常に身体への浸透が優しいです。とはいっても、おそらく「山のヴァンせ」のSo2使用量も僅かだと思います。

 来年のエルヴァージュもののリリースが楽しみになるような仕上がりでした。是非ご検討いただきたいと思います。

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 待ちに待った矢野さんのワインが届きました。今年9月に醸造免許が下りたとのことで今までの委託醸造から自家醸造に切り替わり、大きく自由度が得られたのが、今回のワインに現れています。

 今のところはまだシャルドネのみですが、一言で言って・・

「気取らず、でもしっかり!自然の恵みの素晴らしさを味わえる、ワインファン納得の仕上がり!」

です。


 ワインは正直です・・その味わいを見れば、ほぼ何が有ったか・・想像できます。

 熱量が大きく、豊かな酸と自由な味わいは、今までの日本のワインとは一味以上違うと感じます。ナチュラルで滋味深~い味わいなのに、危険なニュアンスは有りません。

 いや~・・余りに素晴らしい出来なので・・驚いてしまいました。おそらく飲まれた方々、それぞれに、

「えっ?・・こうなるんだ・・!」

と感じられるに違いありません。


 特に委託醸造のルメルシマン白を飲まれた方は、その変貌ぶりに驚かれるでしょう。


 今回も非常に少ない割り当てです。また、流通経費が全く出ませんので、申し訳ございませんが販売条件を付けさせていただいています。

 なお、どうしても欲しいからと思われても、矢野さんにご迷惑が掛かるようなことはお止めいただくようお願いいたします。


■生産者情報
生産地:Ferme 36(旧名 矢野園) 長野県大町市平新郷

 製造について:2017年と同様、日本屈指の醸造家、ヴィラディストワイナリー小西超氏による醸造(委託醸造)。初収穫ということで収穫量が少なく、すべての品種を1回のプレスに投入し、混醸となりました。品種の個性というよりも、それらを超えて個々の品種が互いを支えあい、総体として土地固有の味「テロワール」が現れることを期待します。
 2018年9月25日、全品種を房ごとに搾汁。培養酵母による発酵。発酵及び貯蔵の容器はステンレスタンク。発酵後、瓶詰直前まで澱の上で貯蔵(シュールリー)。清澄なし。2019年4月26日、無ろ過にて瓶詰

アルコール11.9% 酸度:0.54g/100mlPH:3.1 生産本数1111本

2018年ミレジム
 冬季に雪が少ない1年の始まりでした。桜の開花は例年より10日から2週間早く、ブドウの生育ステージも全体的に早く推移しました。
 5月は平年より降雨があり、新植苗の定着には好意的に作用しました。
 7月10日~8月10日にかけて干ばつ(気象庁データによると、この1か月間の降雨量は僅か4mm)があり、乾燥を好む葡萄にとっても過酷な状況となりました。
 転じて9月に入ると長雨により日照量が減りました。萌芽が早まった分、収穫期も早まりました。大町では珍しく酸度の保持を気にしながらブドウの塾気を見定めることになりました。
 平年より雨量がありましたが、ぶどうは健全な状態で収穫出来ました。

 「農福連携」の一環として、大町市社会福祉協議会障害福祉サービス事業所の皆さんに苗植、ブドウの株元の草取り、防鳥ネットの設置、腐敗果の除去、ブドウの収穫、冬の養生として株周りの藁巻等にご尽力いただきました。とりわけ腐敗果を除去したことで、雨にあたっても健全なブドウを収穫することができました。

2019年ミレジム
 春先に寒さが残り、グローイングステージの一指標としてとしての桜の開花は、平年より少し遅いくらいでした。四月末の苗植作業時には雪が舞いました。

 夏季、2018のような干ばつはなく。適度な雨量の中推移しました。
 9月になると好天が続き、果実の成熟によい条件がもたらされました。ブドウのサンプリングデータを見るところ2017に類似しますが、感覚的には2017よりわずかに温暖であったという印象があります。
 自社ワイナリーを稼働したことで、品種ごとの収穫、仕込みが可能になりました。品種の熟期を見極めつつ、収穫しては仕込むという、この地でワインをつくるスタイルが出来上がりました。

 「農福連携」を継続、大町氏社会福祉協議会障がい福祉サービス事業所の皆さんに苗植。ブドウの株元の草取り、防鳥ネットの設置、病果の除去、ブドウの収穫、冬の養生としての株周りの藁巻等ご尽力いただきました。仕込み時に選果台を持たないため圃場で入念な選果を行うことが重要になりますが、そのような場面で大いに助かりました。
━━━━━
将来的に期待値の高い日本の自然派ワインをご紹介します。長野県は大町市でワイナリーを始められた矢野さんです。

 ひょんなことからお付き合いをさせていただくことになりました。noisy も良く判りませんで、とにかく2014年に栽培を始め、2017年ものの醸造が初です。

 また、まだ醸造設備が整っていないので、ヴィラディストワイナリーの小西超氏さんの委託醸造と言う形でスタートしています。

 何しろ初年度の醸造が450本ほどしか無く、実験的なものになっていますが・・飲んでみたらもう・・ビックリです・・!

◇北アルプス山麓農場 矢野園 Ferme 36 矢野さんのブログ http://tatsunokovin.blogspot.com/


2023 Yamano-Vin-Se Chardonnay Petillant
山のヴァンせ・シャルドネ・ペティアン

18921
自然派
白 辛口
日本
長野
大町
フェルム36
お一人様2本まで + 他の造り手のワイン1本以上と一緒に発送
◆◆◆お一人様2本まで + 他の造り手のワイン1本以上と一緒に発送でお願いいたします。
 利益率が非常に低いため、単独では発送できません。他に同梱のワインが有ればそれでもOKです。同梱のワインが他に無い場合は何か1本以上ご購入ください。どうぞよろしくお願いいたします。
 また9月14日よりの発売になりますので、お引き取りの方は14日以降にご来店下さい。発送の方は14日以降にお届けいたします。


■造り手情報
原料:長野県安曇野市明科産
 季来里ふぁーむ・すずき栽培(購入葡萄)
 シャルドネ100%
収穫:2023年9月20日
瓶詰日:2023年11月3日
瓶詰本数1018本
アルコール度:11.7%

 「季来里ふぁーむ・すずき」さん栽培のシャルドネをFerme36が醸した Petillant(微発泡性白ワイン)
 シャルドネを密閉式バルーンプレス機でホールパンチプレス(全房搾汁)。ジュースを一夜澱下げしてから上澄みを他の容器へ移動、野生酵母で発酵を開始。発酵期間は約一か月。発酵終盤に王冠で瓶詰、炭酸ガスを瓶内に閉じ込めました。瓶詰後10か月、泡を馴染ませてから発売。清澄やろ過等の人為的介入はありません。安曇野の太陽をたっぷりと蓄えた豊かな果実味と炭酸ガスによるライヴリィな味わいをお楽しみください。
750ML 在庫  完売   ご注文数   本
¥3,000 (外税) 
【2023年ものの「山のヴァンせ ペティアン」はナチュラルでしなやか、泡も優しい・・しなやかでスイっと飲める極上の日本ワイン風の仕上がりです!】
 良いですね・・やはりセンスが良いと感じます。

 色彩も黄色がはっきり、強目に出ていて、美しいです。

 泡は・・2023年ものは「穏やか」です。いつものように「ボトルを斜めにしてワインと空気の接触面を拡げて」抜栓すれば、少しだけ「シューッ」と言わせただけでOKだと思います。ただしボトル差がある可能性が無きにしも非ずだと思いますので、かならずシンクの上で、誰もいない方向に向けて抜いてくださいね。

 見た目の泡、グラスに注いだ時には「さっ」と引けてしまい、2022年もののような泡の盛り上がりは出来ないと思いますが、

「口内に流しいれた時には結構にジワジワと細かい泡を感じる」

 そんなレベルです。

 パフォ-マンスは「先調子」でしょうか。口内に入って来た時には「ふっくら」としたニュアンス、そもそも黄色や白、ほんのり緑の果実が香っていますが、それと相まって盛り上がって感じられます。

 そして中盤は膨らんだまま・・そこから大きくは盛り上がらず、しかし余韻に向けて静かで冷ややかでピュア、ナチュラルな味わいを徐々に減少させつつ消えて行きます。

 口入時のインパクトは日本ワイン風と言うよりは、海外産のワインなどに感じられるハッキリとした果実のニュアンスが盛り上がりますが、中盤以降は日本ワイン風の静かで強く無い、しっとりとした振る舞いです。

 ですので飲みやすく・・スイスイと入ってしまうのが・・むしろ玉に瑕?・・これだとちょっと飲み過ぎてしまうかもしれません。

 ですが・・So2 の量は物凄く少ないと感じます。飲み終えた時の「軽さ」は素晴らしく、

「・あぁ・・ちょっと飲んじゃったかな~・・」

みたいな罪悪感が無いんですよね。当然ですが酔いは軽く、頭も痛くなることはまず無いでしょう。使用したSo2も、生成されてしまったSo2も多く無いと思います。

 まぁ・・購入された葡萄で仕込んでいらっしゃいますが、そもそもの糖度もそこそこに有るかと・・日本のワインの場合、葡萄の糖度が海外産ほどまでは上がらない場合がほとんどですから、シャプタリザスィヨン(糖分添加)をしなければ比較的低アルコールに仕上がる訳です。

 そのようなことは矢野さん、一切されないので、

「澱まで注いでも滅茶美味しい!」

です。ぜひ飲んでみてください。年に一度のペティアンです!


 以下は以前のレヴューです。
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【こんなに上質で美味いシャルドネ・ペティアンは海外産でも中々出会えません!・・しっとりと落ち着いた・・でもめちゃ自然なナチュール感!弾ける果実の美味しさ!素晴らしいです!】


 2022年はシャルドネ100%です。昨年はロゼでしたね・・。ちょっとビックリするほど質感が高く、滅茶旨いので・・これは飲んでしまうなぁ・・。

 まずは色彩・・凄い透明感ですよね?・・1枚目の泡の下の色を是非ご覧ください。黄色が光って見えると思いますが、照りと言うか反射?・・深度感?・・透明感が凄い・・濃い黄色です。昨年やその前の写真を見ていただきますと、やや濁りが有ってぼやけていて、「深度感」みたいなものは感じませんが、2022年ものは以前同様にフィルターもコラージュもしていませんが、この透き通った凄い絵を見せてくれています。

 そして泡です。見かけ上は決して細やかではなく、粒も揃っていませんし、比較的早く引けて行きます。

 ですが2枚目の写真をご覧いただきますと・・この写真は1枚目を撮ってからかなり時間が経過していますが、グラスの縁にはまだ泡が盛り上がっています。常に供給されている状況が伺えます。

 口内に入るとその泡の感じは目に見える以上に有り、ピチピチと言うより「プチプチ」でしょうか・・実に心地良く、口内で弾けてくれます。

 黄色い果実、ほんのり柑橘、軽やかなミネラリティを感じます。有りがちな・・キャンディのようなニュアンスでは無く、スティルの上質なシャルドネにつながるような厚みのある、低重心なニュアンスです。

 酸は若々しいと言うよりも重厚でやや滑らかです。酸バランスが非常に良く、中域の適度な膨らみとノーズへ抜ける石灰感、そこから余韻へとなだれ込んでいく感じです。

 ペティアンは、その特殊な製法から・・余り重くはならず、複雑なニュアンスもあまり無いのが常ですが、このシャルドネは結構に複雑性も有していまして、しかもそれなりの重みも有るんですね。澱(酵母など)の分解による複雑性や旨味を上手く閉じ込められた性かと思いますが、2021年ものまでの、どちらかと言うと可憐な仕上がりからは脱却、重厚な味わいに仕上げていると感じます。

 これは飲まなきゃ!・・2023年の夏は酷暑でしたから、このような深みのあるペティアンで涼を取りながらも上質さ、ポテンシャルを感じられるワインはピッタリかと思います。

 ルメルシマン・グラン・ブラン2022年も滅茶凄いですが、このペティアンも凄く上質です。是非飲んでみてください。超お勧めします!




 以下は以前のレヴューです。
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【ペティアンですが2021年もののような旺盛な泡は無くスティルワイン的なロゼ!やや軽めの粘土に密集した石のミネラリティ、果実が徐々に成長して行きます!】

 え~・・息子が抜栓しましてですね・・王冠を必死に抑えておりまして、いつまで経ってもシンクから戻ってこない・・でも、

「・・シュッと言っただけで泡は噴出さなかったな・・」

と言って戻って来ました。

 2021年ものは結構に旺盛でしてその泡が持ち上げる澱の存在が、むしろちょっとボディ感をかもし出している感じでしたが、2022年ものは・・

「これはスティルに近い!」

と思っていただいて良いかと思います。

 ただし、「万一」の場合も有りますので、必ずシンクなどでボトルを斜め持ち、お腹(胃の辺り)でボトル下を抑えつつ、栓抜きをあてた王冠をも逆手で抑えつつ、

「シュッと言わせながらガスを抜く」

ことを忘れないでくださいね。

 このペティアンと言うワイン、いったん仕込んでしまいますと、造り手の方でも何か変更したくとも何もできない・・まぁ、矢野さんの場合はさらにワインが成りたいようにすると思いますのでやらないのでしょうが、

「一度仕込んだらそれっきり!」

です。

 とは言ってもですね・・その万一は、どうしても「ボトル差」が有り得ますんで、たまたま糖分がビッチリ有る部分が入ったボトルなどが有りますと、結構に旺盛な泡が生成されてしまっていたりして・・

「noisy が大丈夫って言ったから!」

と拗ねられても困りますのでご注意くださいませ。

 2022年ものはスティル的な味わいです。葡萄が持っているピュアな美味しさ・・メルロの「美しい粘土・・むしろ白っぽい感じ」

が良く判る味わいです。

 ですがやはりそこは黒葡萄のメルロをサクッと絞った感じが微妙に載っていて、

「絞った大町メルロって・・こんなに綺麗な感じ・・ね。」

と言うのが伝わって来ます。

 果実感はまだ弱めですがフラワリーなアロマが徐々に果実に移行して行く感じがします。多くは無い泡の存在がむしろこのワインの完成を遅らせている感じ・・でしょうか。


 ですが2日目になりますと、断然味わいがググっと載って来ます。サクランボやベリーっぽいニュアンスが入り始め、中域の膨らみも出て来ます。まぁ・・2022年ものですからね。

 リアルワインガイドが言うように、「ナチュラル感たっぷりでうま味が多い」と言う部分、意外に多そうで無いですよ・・だいぶ増えた日本のワイナリーさんでも。

 軽やかに飲めますが、数年寝かせてみるのも面白いでしょう。酸化熟成は王冠ですから遅いですが、

「栓を抜いてからの熟成」

と言う・・コルクのワインとはちょっと異なる変化も楽しめると思います。飲んでみてください!お勧めします。


 以下は以前のレヴューです。
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【メルロとシャルドネののんびり発酵のペティアン・ロゼは、なんと野生っぽいベリーのアロマ!ミネラリティたっぷりの辛口どぶろくロゼ!】

 素晴らしいです!たった820本だけ造られた、メルロがほとんど・・にシャルドネを合わせたペティアン・ロゼです。

 まぁ・・日本のワインにあまり重きを置いていない方は、

「・・どうせ酸が無いんでしょ?・・フレーヴァーも淡いでしょうし・・」

と思われるかもしれません。

 矢野さんのワインを飲まれた方はお分かりかと思うんですが、ちゃんと酸がしっかり有るんですよね。そしてフレーヴァーは一般的な日本のワインでは感じられないほど潤沢で、特に2021年の山のヴァンセは、

「初のロゼ!」

で、しかもメルローが主体・・そして、

「ナチュラルな苺のフレーヴァー」

を柔らかに、ふんわりと・・確実に感じさせてくれます。

 その苺は、現代の品種のような高級なもの・・「あまおう」とか「とちおとめ」とかの良く出来たフルーツ専門店さんで販売されているようなものでは無く、

「昭和の昔、デパートの地下で販売されていた苺と砂糖と牛乳をミキサーに掛けてジュースにしたもの・・」

のような、滅茶ノスタルジックな気持ちを呼び起こさせてくれるようなフレーヴァーなんですね・・。

 まぁ・・昭和を知らない方々には、「何言ってんだか・・」と言われてしまいそうですが、高X屋さんとかX武デパートとかの地下で見かけて、

「飲みたい!」

と言ってもなかなか飲ませてもらえなかった・・侘しい子供の頃を思い出してしまいました。香りって・・本当に脳天直結ですから、そこからいきなり昔に引き戻されますよね・・。良い思い出ならまだしも、結構に残念な記憶がよみがえることが多いような気もします。

 そして、やはりまた矢野さんの大町の畑が関係しているのでしょうか・・ほんのりカリウム
、たっぷりナトリウム!・・みたいな、ちょっと「とろん」もしくは「たぷたぷ?」・・と感じる、ほんのりとした重量感やトロミ感のあるミネラリティが、

「砂糖と牛乳を加えた苺のジュース!?」

 的な感覚を助長してくれます。・・あ、でも飲んでも全く甘くないドライな味わいですので、砂糖に反応しないでくださいね。

 もちろん・・矢野さんのワインですから、酸化防止剤のニュアンスはほぼ無く、でも危険性の全く感じられないピュアでナチュラルな味わいです。しかも、

「旺盛な泡がピチピチと刺激」

 してくれますから、喉の渇きを抑えつつ、それなりに感じられる質感のある重量感で、満足度も非常に高く感じられます。

 よくある・・

「仕方がないので発泡性ワインにした」

かのような、イージーさが無く、真剣にワイン造りに向き合っていらっしゃるんだなぁ・・と思っていただけると想像しています。


 また2022年も矢野さんの新酒を楽しむことが出来ました!・・「山のヴァンセ・モン・ロゼ・ペティアン」、是非ご賞味くださいませ!超お勧めします!


注:抜栓の際は必ず台所の流しなどにて、ボトルを斜めに持ち、少しずつ中のガスを逃がすようにして、噴出させないようにしてください。ある程度収まってもダラダラと瓶口に泡が上がってくる可能性も有りますので、近くに「グラスを一つ用意」しておき、王冠を外しても上がってくるガスと液体をグラスに少量注ぐと良いかもしれません。



 以下は以前のレヴューです。
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【滅茶美味しいです!・・ナチュラルで滋味深くて旨味バッチリ、しかもドライでSo2使用量もほんの僅かでしょう!超お勧めです!】


 良いですね~・・矢野さんの、醸造家としてのセンスの良さも伝わって来るかのような、

「滅茶美味しいご飯を普通に食べてる!」

かのような・・取り立てて凄く無くてまず普通なんだけれど、実はそれが「真実」だったりする訳です。

 例えば、ワインを余り飲まなかった方が、ワインファンが「神」とさえ崇めるようなワインを飲んでも・・結構に普通だなぁ・・と感じただけだったりします。

 その方にとっては綺麗過ぎて、濃淡が判らず・・と言うパターンも有るでしょうし、最初から否定で入ってしまうと目が曇る・・いや、感覚が麻痺してしまう・・なども在ろうかと思うんですね。

 例えば、ある程度ワインに舌の肥えた noisy が「2020山のヴァンせ」を飲んでも、「美味しいなぁ・・」と素直に喜んでしまうような「美味しさ」を持っている訳ですから、このワインの魅力は相当に高いと思いますよ。

 ふんわりとした柔らかなテクスチュア・・ちょっとナトリウム多めのトロトロ感のある不透明なミネラリティがふんだんに感じられ、ペティアンと言うほどのガス圧では無いにせよ、その優しいガス圧と、そのミネラリティと、洋ナシや梨、グレープフルーツ的な果実感が、全てバランスしているんですね。

 そして・・滅茶飲みやすい!・・楽しいです。身体への進入角度が相当に低く、いつの間にか入っている・・けれど、そのアルコールのマイナス面が感じられない・・みたいな感じです。

 で、2枚目の写真・・ちょっと意味不明でムズイですか?

 飲みほしたボトルを真上から撮ったもので、中心に少し何かが写っていると思うんですが、これ、「澱」です。

 飲んでいるうちに、徐々に、さらに「濁って」来ます。無濾過も無濾過、ただラッキングしただけだと思いますが、ガスの存在で完全には透明にならないんですね。

 なので、もう活性はほぼ無いかと思いますが、酵母や葡萄由来のやや重みのある澱が、下に沈んでいる訳です。

 この「澱」もまた・・味わいには結構影響していまして・・

「半分か2/3ほど飲んだら、ボトルの口を押さえてシェイクしてみる!」

とか、

「澱の部分を多めに取って置いて、最後にその澱の味わいを楽しむ!」

のも一興でしょう!


 So2 は非常に少ないですが、「全く危険性の無い」味わいです。最も、栓を抜いて3日もすれば、「どろんどろん」になっていると思いますが、さらに3日ほど置いて・・凄い状態にしてからまた楽しむ・・と言う、モロビオファン的なアプローチも楽しいかもしれません。・・いや、noisy は責任持てませんので、そんなことをするので有れば、あくまでもご自身の責任でやってくださいね。

 日本のワインも楽しくなってきましたね・・。その最右翼の一人、矢野さんの2020年ヌーボー・・・どのように楽しむかは、あなた次第です。お早めにどうぞ!


 以下は以前のレヴューです。
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【日本酒で言ったら「どぶ✖く」?・・(^^;; この濁りに旨味がギッシリ!豊かでおおらか、ナチュラルな味わいの中に矢野さんのセンス(想像力+緻密な計算+対応力)が漲っています!】


 まぁ、どなたが飲まれても肯定される味わいだと感じました。矢野さんは謙虚でいらっしゃいますので、決して美味しいとか何とか・・はnoisy の様には言いません。どちらかと言うと事務的に、

「・・をやったら・・なったので・・~をして・・こうなりました。」

とだけおっしゃいます。


 でも、ま~本当に楽しいワインです。例えば、酵母をたっぷり使った日本酒とか・・いや、ご存じないかもしれませんが・・元気の良い(良かった?)酵母のニュアンスに満ちたシャルドネです。

 泡は弱く、ピチピチとはしていますが、今のところは抜栓時に吹くようなことな無いと思います。でも、いつものように気を抜かず抜栓してくださいね。勿体無いですし!

 白や黄色の熟したフルーツと、やや軽めだがたっぷりのミネラリティ、ほんのりと甘みが残された味わいで中域がふっくら!・・余韻も柔らかで長いです。硬質な部分の無い、ほんわかと柔らかな味わいで、グイグイとも飲めてしまうし、長く滞留させても微細な表情にも出会えます。

 いや~・・ここまで出来るんですね~・・ビックリした!・・素晴らしい新酒です!・・皆さんに飲んでいただきたいですが、限り無く少ないですので・・すみません。

 また、赤メルロはおそらく市場に余り出ないと思われます。勿体無いのでnoisy もまだ飲んでません・・(^^;; すみません。

 なお、流通経費が掛かると赤字になってしまいますので、申し訳ございませんが、他の造り手さんのワインを同送でお願いいたします。