
もはや6千円で村名は買えない時代になっています。昔2000円で販売出来たA.C.ブルでも・・
「7000円上代」
が当たり前・・です。
まぁ・・日本がずっとガラパゴス状態で公定歩合も0.3%、無担保コールレートは0.1%前後・・いわゆるゼロ金利政策で長年いた「ツケ」を、今になって国民はビシビシ感じさせられているのかと・・。
noisy も、
「日本のブルゴーニュワインの価格はオーストラリアの1/2~1/3」
とずっと言ってきましたが、裏を返せば、
「日本人の平均収入はオーストリアの1/3」
と言ってるのとほぼ変わりません・・(^^;; 聞いたら大学生アルバイトのスーパーレジ打ちの時給が3000千円で、
「安過ぎて生活できない」
等と言っているそうで・・結果的に拘束時間が異様に長くなる noisy の収入を時給に直すと、低過ぎて比較にもならないのが何とも悲しいです。まぁ・・そのお陰?・・でコロナ明け以降、日本には毎月200万人以上の外国人の方々がいらっしゃっているそうですから、今まで閑古鳥が鳴いていた観光地は相当に賑わっているそうです。中国の方は減ったそうですけどね。
で、このルイ・フルーロの2019年ニュイ=サン=ジョルジュV.V.ですが、非常に良く出来ています。

ほとんど知られていない生産者さんなので、
「どこかで評価していないかなぁ・・」
と探していましたら、2019年ものは見当たらなかったものの2020年ものが見当たりました。そうしたら・・・何と、
「2020年ニュイ=サン=ジョルジュV.V. が98ポイント!」
とデンマークの flaskehalsen が評価していました。
他にはイタリアの houlberg では94ポイント・・です。
ニュイ=サン=ジョルジュの各畑をブレンドしているのと、2019年と言う、非常に果実が熟れたヴィンテージと言うのも有って、ふっくらとしつつ赤黒果実がたっぷりと乗り、ドライながらもエキスの旨味を感じさせてくれる・・しかもニュイらしい・・と言いますか、村名ヴォーヌ=ロマネと言っても区別するのは難しいくらいの個性を感じさせてくれました。
バランスも良いですし、この価格なら最高かと・・。因みに・・すみません・・2020年ものと2019年ものと言う違いは有りますが、98ポイントなどと言うつもりは毛頭なく、
「素晴らしい出来だと思うが傑出と言うまでは行かない」
ですね。91~92ポイントが良いところでしょう。
良いバランスなだけに、良くも悪くも突出した部分が感じ辛いのかもしれませんが、現在、この出来なら・・気に入っていただけるはずです。是非飲んでみてください。お勧めします!