
例えばマルセル・ラピエールは名前もワインも世に広まり、日本ではワインファンならその名も味わいもまず知らない人はいない・・と言えるでしょう。モルゴン・キュヴェ・マルセル・ラピエールの純粋な美味しさは、人々を魅了して来ました。
それにジャン・フォワイヤールもまた、自然派を良く知る人で有れば、マルセル・ラピエール以上の素晴らしさが有る・・と知っているでしょう。モルゴン・キュヴェ・ピィの素晴らしさは群を抜きます。
ギイ・ブルトンもまた、知名度は前述の2名には及ばないかもしれませんが、ナチュラルさとピュアさの融合した素晴らしく膨らみの有る味わいには、ファンもまた多いです。noisy もヌーボーの時期には随分とお世話になりました。
前述3名を含め同じ「四人組」とアドヴォケイトから評されながらも、日本では知名度ほぼ無し、名前は聞いたことはあるが飲んだことも出会ったことも無し・・のような感じなのが、「ジャン=ポール・テヴネ」さんなんですね。noisy も随分昔、飲んだことが有りますが、今現在、エクスクルーシヴがどこに有るのか、全然判りませんでした。
ひょんなことから・・サンリバティーさんの扱いだと言うことが判りまして・・いや、サンリバティーさんは余り営業されないので判らないんですね・・。ほぼ百貨店ルートにしか流れて無かったんですよね。なので、百貨店さんとほぼ無縁の方には、ジャン=ポール・テヴネのワインは出会いの機会が無かった・・と言うことになります。
で、サンプルをいただきまして飲んでみますと・・いや~・・良いですね~。良いワインが持つオーラみたいなものに包まれています。まだ完全には熟していないんですが、今のバランスで充分以上に旨さが伝わって来ます。
暑い太陽の光を浴びたフカフカの土、そしてモルゴン独特の鉄っぽい・・マンガンっぽいミネラリティが光と融合して心地良いスパイス感を生み、生まれつつあるフラワリーな・・ほんのり熟したニュアンスをノーズに運びながら、アナログチックに長い余韻を伝えて来ます。
「・・これもガメ・・なんだよなぁ・・」
と、必ずや感じられるに違いありません。ピノ・ノワールじゃないんだ・・と思いなおす羽目になります。
完全エキスの味わいは、将来的に「どっか~ん!」と花開く物凄い香りのカプセルを考えられないほど内包しています。今はまだそのほんの少しだけを嗅ぎ取ることが可能ですが、それでもう・・充分ですよ。
確かに、ラピエールもフォワイヤールもブルトンも素晴らしい。でももう・・
「ちょっと高過ぎて手が出ない・・」
と思われているかもしれませんよね。
今回はエージェント様にご協力いただき、滅茶苦茶リーズナブルにご案内致します。飲み頃とは言いませんが、「飲んで良い頃」です。一般には4千円弱ほどだと思いますが・・4人組のトップ・キュヴェはもう5千円以上に成って来ています。
とてもリーズナブルです!そして今飲んで良い頃!・・是非ご堪能ください。ガメの秀逸さ、旨さを再確認されると思います。超お勧めです!