● こちらはジュリアンのお父さんの方です。皆さんもご存知かと思います。

Les Cailloux du Paradis
レ・カイユ・デュ・パラディ
地域:Loire
地区、村: Touraine トゥーレーヌ
造り手:Claude Courtois クロード・クルトワ
HomePage :
http://vinscourtois.free.fr/創業年:1995年
歴史:
クロード・クルトワは、コトー・ド・ヴァロアで牛・豚・馬・鶏・羊などを育てながら、30年来ビオディナミで素晴らしいワインを造り、定評を築き上げてきました。91年の大火事(自然火災)で全てを失い、ほぼ無一文でソローニュ(ロワール川左岸にある)にやってきた彼は、シレックス土壌のLesCailloux レ・カイユとLes Paradis レ・パラディという2つの畑で同じ方法でワインづくりを始め、ファースト・ヴィンテージの1995年からパリのレストランや専門家の間で高い評価を得ました。
ドメーヌ解説:
奇跡のワインと呼ばれ、フランスで熱狂的な信奉者が増えているクルトワ父子のワイン。極端なまでの低収量で、究極ともいえる有機ワイン。アペラシオンは通常ならば「トゥーレーヌ」と称するところだが、AOCを名乗るつもりの全くないクルトワは、「ヴァン・ド・ターブル」で我が道を行く。すべてオリジナルで、深いエキスをとじこめたユニークそのもののワイン(4種の赤ワインと10種類の白ワイン)を造る。
栽培:ビオロジック/ビオ認証取得(ナチュレル・エ・プログレ)
栽培品種:ガメ、カベルネ・フラン、コ、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン、シャルドネ、ロモランタン、ムニュ・ピノ
醸造:
「環境の調和が完全にとれていれば、収穫の時期に雨が降っても腐敗果の心配もなく、素晴らしいワインを作ることができる。ビオディナミといっても、よその畑の草や堆肥を持ってきたら環境が壊れる。だから私は、醸造家であるよりも農夫であり続けたい」と語っています。次男のジュリアンも、父クロードを助けて仕事をするかたわら、自らの名前でワインをリリースしています。
彼らのワインは、アペラシオンとしては「トゥーレーヌ」を名乗れるものの、あまりにコンセントレーションが強く、特異な味わいのため、AOCの認可を委員会より与えられず、また自らも望まないため、表記は「ヴァン・ド・ターブル」となっています。すべてのワインが、醸造過程でSO2はまったく使用していません。キュヴェによってビン詰時にSO2を微量入れますが、ほとんどが非使用です。
自社畑面積:6.1ha
年間平均生産量:24000本