● ピエモンテの新しい生産者さんを紹介させていただきます。その名も・・
「ニコラ・アルターレ」
です。
「・・ん?・・アルターレって・・エリオ・アルターレの?」
と思われるかもしれませんが、ニコラのお爺さんとエリオの父が兄弟だと言うことで、アルターレ家の本家筋に当たるようです。なので、
「親類」
ですね。
イケメンの若いお兄ちゃんなんですが、これがまた生きの良いワインを造るんですよ。乞うご期待!

■新世代が台頭するピエモンテのワイン界
世界中で新しい世代にワイン造りが継承されていますが、それはピエモンテのワイン界も同様です。ドリアーニに本拠を置くニコラ・アルターレは1990 年生まれのミレニアル世代。2005 年に僅か15 歳で家業のブドウ栽培を引き継ぎました。ニコラは父を病気に陥れた農薬の使用を止め、栽培を完全にビオロジック転換。しかし、父の時代から2014 年まで全てのブドウを売却していたため、ニコラには醸造の経験が全くありませんでした。
■新時代のヴィーノ・ナトゥラーレ
そこで、彼はピエモンテにおけるヴィーノ・ナトゥラーレのパイオニアであるフェルディナンド・プリンチピアーノの門を叩き、彼の下で栽培と醸造の修行を始めたのです。こうして経験を積んだニコラは2015 年、自分の理想とするワインを求め、自身の手でワイン造りを始めたのです。彼が目指したのは農薬や醸造添加物などを一切使わない真のヴィーノ・ナトゥラーレでした。
■カンティーナについて
1990 年生まれのニコラ・アルターレは、父の病気により、2005 年、15 歳で家業のブドウ栽培を引き継ぐことになりました。ニコラは農薬が大嫌いでした。なぜなら、ニコラの父は化学薬品が原因で大きな病気になってしまったからです。そこで、ニコラは父に畑のビオロジックへの転換を進言します。最初は反対していた父もニコラの提案を受け入れてくれたため、
2005 年からカンティーナでは除草剤や殺虫剤の使用を完全に止め、ビオロジックによるブドウ栽培