
お~・・ついに日本のワインがここまで来たのかと・・ミネラリティの豊かな基台に、様々な要素が配置され、濃密であり、酸もたっぷりある・・
「日本のワインもここまで来たか!?・・だけでは済まない進化系!」
でもあると感じさせてくれました。
結構、ネガティヴなクセの出易い・・と思われるクヴェグリを用いて、でも流行の醸しはせずにこのワインを仕上げています。
まるで・・
「大きな塊を口にしているような、ド迫力を感じるワイン」
でして・・(^^;;
まぁ・・とにかく日本のワインで、ここまで「でかい!」と感じる存在を認識したのは初めてかもしれません。凄い迫力で迫って来ますよ。
日本のワインに不足しがちに感じられるミネラリティは・・ここには有りません。たっぷり、しっかり・・有ります。
日本のワインにまた不足しがちな「総酸量」もバランス良く、たっぷり有ります。
日本のワインに相当不足しがちな「果実感」は密度高く、しっかり有ります。

つまり、
「日本のワインだから・・きっと優しいはず!」
なんて気持ちで臨むと・・打ち砕かれます・・(^^
写真をご覧いただいてもその「迫力」は見えるようじゃ無いですか?・・まるで、海外産のミネラリティがふんだんに感じられ、果実感もたっぷりな白ワインを見ているかのようじゃないでしょうか?
またケルナーも・・どちらかと言いますと線の細い味わいが一般的かと思いますが、・・太いです。幾分ねっとりもしていてオイリーでも有りますが、オイル感は余り有りません。密度が凄い・・と言うのが近いと思われます。
ですから、上記の繰り返しになるかもしれませんが、一般的な日本のワインに向かい合うような気持ちですと・・どうでしょうね。この10Rの2020ケルナーを飲むには体力も必要です。
まぁ・・Noisy wine で鍛えていらっしゃる方には、
「ん?・・なんのこっちゃい?」
となるでしょうが、それだけしっかりした品質だと言うことをお伝えしたいと思います。
この迫力のあるケルナー、洗練されているかと言えば・・どうか判りませんが、海外でも通用する見事な味わいだと感じました。さすがブルースさん・・やりますね~!ぜひご検討くださいませ。お勧めします!