【2022年もののブルゴーニュの素晴らしさなのか、マンシア・ポンセが成長を遂げたのか?・・非常に美味しいA.C.ブルに仕上がっています!フィネス・マジック?!】

2021年ものから扱わせていただいているマンシア・ポンセです。フィネスさんは2020年ものから・・だったでしょうか?・・違っていたら申し訳ありません。
Noisy wine でプイィ=フュイッセ、マコンと言いますと・・もう四半世紀に渡り扱わせていただいているシャルドネの偉大な生産者「ダニエル・バロー」が有りますから・・当初は飲んではいたものの・・扱っていませんでした。やはりどうしてもバローと比較してしまいまして・・
「ん~・・悪くは無いんだけど・・」
まぁ、ダニエル・バローが素晴らし過ぎて、安過ぎて・・と言うドメーヌですからね・・中々noisy も手を出し切れませんでした。
ところが・・ダニエル・バローも全く値上げが無いに近い生産者さんだったんですが、少しずつ上がり始めたんですね・・それこそ、バローの90年代のクレイやアン・ビュランは、
「今の価格じゃ買えなかったはず!」
です。むしろ2~3年前のアン・ビュラン5千円ほど・・と言うのが異常だったんですね・・。
ところが・・2021年ものは、noisy が飲んだ2020年ものとは大きく異なり、瑞々しくフィネスたっぷりの味わいになっていまして・・
「・・あら?・・」
と。
そんな訳で扱わせていただくことになったんですね。

このA.C.ブルゴーニュの赤は、以前は、
「マコン・ルージュ」
としてリリースされていたようです。Noisy wine には初のお目見えです。
フィネスさんのテクニカルには、「淡い」と書いて有りますが、いや・・決して淡いと言い切れる濃度では無く、色彩も、濃度もしっかり有ります。2022年と言うヴィンテージだからでしょうか?
それに確かに悪くは無かったが、余り手が伸びない感じだったものがこのフィネス感・・
「・・マンシア・ポンセ...美味しいじゃん!」
と・・。どうなっちゃってるんでしょうね・・フィネスさんあるあるで、いきなり「ポン!」と造りが良い方に弾けて来るんですよね。
深いベリー、濃密なチェリー、石灰感も高いです。チェリーのニュアンスは終盤にももう一度還ってくる感じで、しかし・・
「マコン辺りの暖かさ、暑さはほぼ感じない」
です。冷ややかなんですね・・なので、
「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」
と言う名乗りがバッチリ・・今飲んでも美味しいですが、2~3年で仕上がるんじゃないでしょうか。ぜひ飲んでみてください!価格もリーズナブル。お勧めします!