【甕で三年貯蔵した熟成焼酎です。また本土の焼酎とは違った土地からの味わいがすると思います。】
面白い造り方をされていらっしゃるそうですよ。この長島研醸さんは5社の共同瓶詰工場として誕生されたのに原因が有ります。
つまり、
「5社がそれぞれ【さつま島美人】を造っていて、それをブレンドして出来るのが【通常のさつま島美人】。(おそらく)5社が甕で3年熟成させたものをブレンドしてさらに熟成させたものが【甕長期熟成 さつま島美人】」
だと・・理解しています。
まぁ・。・・ワインでも同様なんですが、樽寄せ(同じワインのムラを無くすため合わせること)やブレンド後には、一定期間熟成させて安定させます。そうしないと・・
「あっちのボトルとこっちのボトルで味が違う!」
なんてことになってしまうんですね。80年代までのD.R.C.は「樽寄せ」をしないでリリースしていたのでボトル差が顕著で、良く問題になっていました。
でも、
「ラ・ターシュのボトル差が楽しみ」
なんて・・ね・・方もいらっしゃったように・・思い出します。おいしい魚介が手に入ったら、おそらくコクのある味わいのこの甕長期熟成さつま島美人で一杯・・なんていうのも良いかもしれません。