【繊細系のキャンティ・クラシコ風?・・流石に上級キュヴェのビッビアーノのキャンティ・クラシコには届きませんが、ドライで繊細、美しい系のミディアムなトスカーナです!】

まぁ・・イタリアワインにあまりご興味を持たれていない方には判らなかったと思いますが、実は先日までの・・
「ビッビアーノのキャンティ・クラシコ、キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ、キャンティ・クラシコ・Gセレッツィアーノ は大人気!」
だったんですね・・
飲んだらもう・・
「こんなに安くて良いの?」
と思えるほどの出来ですから、一度飲まれた方からの返り注文の多さが半端無く、最後は加速度がついてなくなっちゃいました。
その内に・・と言いますか、リゼルヴァは2020年を同時にご案内していますが・・少し上がってますし、キャンティ・クラシコやグラン・セレツィオーネもいずれご案内できるんじゃないかと思っています。少し上がるのはご勘弁ください。
で、余りに安くてうまいので・・今まで手を出していなかったリーズナブルなクラスもテイスティングさせていただきました。
この「パッソタッソ・ロッソ2022」は、余りに美味しいキャンティ・クラシコほどの手の込んだ仕上がりには届かないですが、それでも・・
「ビッビアーノらしい繊細で美しい味わい」
をしっかり持っているリーズナブルなワインです。

まぁ・・2千円ちょっとほどですから、もはやまともなワインは絶滅状態です。
で、2022年ものと少し若目な赤ですから、熟成度が上がって来るとさらに美味しくなります。
ファルスタッフが88ポイントと、このワインを評価しています。白のリストリーチェ2020年にヴィノム・ワイン・マガジンが92ポイントと高い評価を付けているとは言え、それは全くの付け過ぎで・・こちらのパッソタッソを88ポイントと評価したファルスタッフは、真っ当な評価だと思います。人により感覚は異なりますから、88~90ポイントまでは誤差の範囲だと思います。
端正で繊細、余分な部分、甘みは無く、サンジョヴェーゼを優しく扱った形跡を感じられる滑らかなテクスチュアです。適度に膨らみ、繊細系のお料理や和食には、非常に良いマリアージュになる場合が多いでしょう。
半面、強い味わいにしたもの、もしくはパワーのあるものと合わせる場合は・・ちょっと負けてしまうかもしれませんので、その場合はビッビアーノのキャンティ・クラシコ以上が良いでしょう。noisy のように濃い味わいや塩分の多いものをついつい避けてしまう方には、
「このパッソタッソは良い選択!」
です。ぜひ飲んでみてください。特売ですので・・条件が無くなり次第終了です。よろしくお願いいたします。