【こりゃぁ・・素晴らしい!・・「オルタナ・ボルドーの鏡!」とも言うべき、赤白共に栽培できる「グラーヴの粋」を感じさせる、美しいエキスの伸びやかなワインです!】

なんと・・ボルドーはグラーヴのビオのカベルネ・フランを60%、ソーヴィニヨン・ブラン40%セパージュした、
「半端無いオルタナティブ・ボルドーワイン!」
の誕生です!
どこから話し始めたら良いか迷ってますが、とにかくこれは・・
「めっちゃ安くてエキスの美味しさをしっかり感じさせる、かなり高質で・・めちゃ旨い!」
と申し上げておきましょう。
黒葡萄と白葡萄をブレンドしていますが、ロゼにならず・・赤ワインそのものの味わいですので、Noisy wine では「赤ワイン」として区分させていただきました。お客様も、
「白葡萄・・入ってるんでしょ?・・その分、薄く無いの?」
とは・・
「飲んだら絶対に言わない」
と申し上げておきます。
オルタナティブと言う言葉・・音楽の世界でもありますよね。本来の意味は「代替の」「二者択一の」・・みたいな感じです。noisy 的な感覚では、
「もう一つの選択肢」
とか、もう少し進んで・・
「(本来と比較して)のんびり・・ゆったり・・」
みたいなニュアンスを持って感じていました。「抑揚を抑え気味で・・」みたいな感覚も有ります。
しかしながらよくよくテクニカルを読んでみると・・さらにそこから進んで、
「(原点回帰のための)もう一つの道」
みたいな感じなのかな・・と。特にこのジャン=バティスト・デュケインさんの場合は・・ぐるっと回って一周する感じで、原点回帰を目指しているように思います。

このグラーヴ地区のの最も南に位置する「サン=ピエール=ド=モン」は、白葡萄も黒葡萄も収穫されます。フランを60%、ソーヴィニヨンを40%にすることで、
「白ワインのニュアンスは消される」
と思ってください。白葡萄の割合が有る程度多い方が上手く行くそうです。実際、noisy もテクニカルを読む前は、白葡萄の存在には気付きませんでした。
「・・だって・・しっかり色が付いてるし・・ただ、品種が良く判らない・・」
と言う気持ちでした。
しかしながら、
「・・あれ?・・これ、安いはずなのに・・めちゃしっかりしてるじゃん・・」
と・・。そして、
「・・うちの担当のM君、なんとなく余り noisy には渡したくない感じに思えたけど・・」
と感じていたので、
「・・そうか・・このキ・エ・イン・キ・エ・ヤン?の出来が良いだけに、上のクラスを仕入れてくれないかもと・・危惧していたのかな?」
と・・気付いちゃいました。
まぁ・・ボルドーワインですから・・・しかも Noisy wine ですから・・インポーターさんも、お客様も、
「 noisy がボルドー?」
と・・思っちゃいますよね。
でも・・
「安心してください。シャトー・カズボンヌのワインはどれもブルゴーニュのエキス系ワインと同列同型の出来!しかも相当旨い!」
ですから。
で、フランも青くなく、美しく熟しています。タンニンがビシバシ感じることは全く無く、むしろ美しく溶け込んでしまっていて、タンニンがどうこうと言えるようなワインではありません。
その上で、非常に絶妙な感じで熟度が有り、濃過ぎず薄過ぎず、まるでブルゴーニュの村名ワインを飲んでいるような、
「チェリーやプラムのナチュラルな果実に、粘土や石灰の織りなすスピード感あるアロマが素晴らしい!」
です。
流石に、同じグラ―ヴのブティックワイン、リベル・パテルと同じようなことをしながらも・・
「リベル・パテルは1本が3万ユーロ、約500万円!」
では有りますが、このシャトー・カズボンヌのトップ・キュヴェは数千円です・・このキ・エ・イン・キ・エ・ヤン?に至っては、
「げげっ!・・こんなに安いのに・・しかもブルゴーニュと同じような味わいで・・気に入った!」
と、きっと思っていただけるでしょう。
とんでもなくお薦めです!是非飲んでみてください!