【ついにリアルは・・表面上 99ポイント・・でも100ポイントで満点!?・・そしてついに、アルマン・ルソーのクロ・デ・ルショット2021超えですが、何とルソーのシャンベルタンと同ポイント!】
「この世のものとは思えない飲食物」
とリアルワインガイド第83号で徳丸編集長は表現しています。勿論、ネガティヴな方の表現では無く、最高!・・と言う意味で使っています。そして、オ・マゾワイエールのコラムにおいてですが、
「レ・クラ以上は100点で良い」
と言ってます。その上での99ポイントと言う評価なんですね・・凄いですね~・・。
一方、下のクラスには考えられないほどの低調な評点を与えたジャスパー・モリスさんですが・・こちらには、
「Wonderful wine for us limestone freaks!」
と絶賛していますね・・要は・・
「大好きだ!」
と言っている訳です。
このところのルーミエさんの二つのシャンベルタン系ワインは、物凄い評価と共に価格も爆上がりしていますが、それならもう・・仕方が無いですよね。大人気のドメーヌのグラン・クリュで評価も高い訳ですから。そして、
「ついにルソー超え!?」
のようです。ジャスパーさんは2021年のクロ・デ・リュショットに、93~96 Points でしたし、シャンベルタンと全く同評価・・凄いですね・・ご検討ください。
以下は以前のレヴューです。
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【事実上のトップキュヴェのボンヌ=マールもびっくり!・・結果的にレ・ザムルーズ超えです。上値98ポイントは衝撃でした!】 2019年に引き続き2020年ものもジャスパー・モリスさんは上値98ポイントです。因みに、あのアルマン・ルソーの2020年のシャンベルタンには、ジャスパー・モリスさんは96~100ポイントとしていますので、僅かに及ばなかった感じでしょうか?もっと因んでしまいますと、アドヴォケイトはルソー・シャンベルタンに95~97ポイント、ティム・アトキンさんは97ポイントとしていました。
まぁ・・いつも言ってますがこの位の評価の比較になってしまいますと、
「差はほとんど無い!」
と言って良いかと思うんですね。
じゃぁ・・どこがどうだったから98点止まりなのか?・・と問われましたら、それなりの理屈はこねられるとしても、「・・ふ~ん・・」と言うような感想しか出て来ませんしね。
何よりタイミングひとつ、飲み方ひとつで印象は大きく変わる訳でして、全くのブラインドで行った正当な結果なら・・リアルのテイスティングみたいに・・(^^;; ほんとですよ。リアルのテイスティングは全く何を飲んでいるのか、判りませんから・・はい。彼らはどこのドメーヌに行ってるか自身が一番知っている訳ですから、リアルの方が(事務所でのテイスティングの場合ですが・・)よっぽど厳しいんですね。
ですので、クリストフが所有している畑では無いこのリュショット=シャンベルタンは、その評価の高まりも有って地主の要求もあり・・値上げせざるを得なかったのかと思います。
「今までが考えられない位リーズナブルだった!」
と思ってください・・すみません。
以下は以前のレヴューです。
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【貴重な正規品フィネスさん入れのドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ2019年です。どなた様も2019年ジョルジュ・ルーミエのワインは1アイテムのみ。このワインは1本限定+フィネスさん輸入特別ページのワインを10000円以上、同時ご購入でお願いします。】
正規輸入品、フィネスさんものです。混乱が予想されますが、ジョルジュ・ルーミエ2019年はお一人様1アイテムのみ、また合計1本のみ、プラス、フィネスさん輸入の特別ページのワインを10000円以上必須 でお願いします。お守りいただけない場合は無効とさせていただく場合がございますのでご注意くださいませ。
いや~・・高くなっちゃいましたね・・申し訳ありません。数量も全く無くてどうにもなりません。
ただ、ブルゴーニュワインをひたすら愛するMW.ジャスパー・モリス氏の評価は上値98ポイントと、史上最高の評価と言っても過言では無いかもしれません。もっともジャスパーさんは2017年からずっと上値98ポイントですが・・。
海外の価格を見ますと、飛んでもなく高いです。是非検索してみてください。驚きますよ・・。販売条件を付けてもNoisy wine の価格が一番安いです・・ご検討くださいませ。

ルーミエさんのラインナップ中では最も重量感のある味わいを見せるリュショット=シャンベルタンです。しかしながら基本的には決して早飲み出来るワインと言う訳には行かない・・ですね。ポテンシャルを取りながら飲める方でしたら、若くして飲んでも大きな構造からの繊細な表情を楽しめるかと思いますが、一般的には10年ほどは置いた方が良いかと思います。それ以降はむしろ「ムンムン」で力強さ、重量感のある味わいが楽しめると思います。
以下は以前のレヴューです。
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ルーミエさんのワインは日本のみならず海外でも大人気で、偽造古酒をオークションに出したと・・2013年にニューヨークで裁判が有りました。1923年のルーミエのボンヌ=マールが売りに出されていたようですが、クリストフが、
「父が(ボンヌ=マールの畑の元所有者である)ドメーヌ・ベロジェイを購入したのは1952年以降のこと」
と証言したようです。
いったい幾らで売りに出たのか判りませんが、ミュジニーと共にボンヌ=マールの長熟さをうかがわせる内容でもあり、ルーミエ人気のバロメーターとも言えるかもしれませんね。
ACブルゴーニュ・ルージュは、
「・・昨今はまず表に出て来ないシャンボール村名以上のポテンシャル」
と言われているようです。リアルワインガイド47号でも、もう一般には入手できない云々と・・noisy
は長く飲んでいませんので・・と言うか、飲めるような状況では無いので、残念ながら上記を確認するに至っていません。2000~2001年頃までは普通に販売していましたが、ほぼ半額程度だったと思います。また、正規でも10000円ほどで販売される場合も多いようです。
シャンボール村名はもう・・ご存知ですよね・・。たっぷりな真っ赤な果実が心地良い素晴らしいワインです。こちらも昔は5~6千円だったと思います・・
シャンボール1級はレ・クラとコンボット。一般にはレ・クラが評価がより高いようです。海外の価格を見るとどちらも同じプライスが付いています。
モレ=サン=ドニ1級クロ・ド・ラ・ビュシエールは、長くそのポテンシャルを疑われることが多かった、ルーミエさんのキュヴェでは今ひとつの出来でした。しかし昨今はどうでしょう・・?久しぶりに飲めましたのでレヴュー致します。
ルーミエさんのラインナップ中ではやや人気にも、また実力的にもネガティヴな要素が有ったことは事実でしょう。しかしながらこの3~4年の間に、どうも変化して来たように感じていました。勿論、それはポジティヴに受け止められる出来になったと言うことです。
より黒い色合いをしていて、ルーミエさんが造るシャンボールのような赤い果実が素直に感じられるものでは無く、やや武骨な印象が有ったと思うんですが、それでも5年以上置くとだいぶ柔らかくなり、結構いい感じになっていたと思います。
左(上?)の写真をご覧いただけますと判りやすいかと思いますが、見事に照りの有る、透明なミネラリティが透けて見えてくるような美しい色合いです。
口に含んでも、その透明なミネラリティは輝いたまま、テカテカ、ツルツルと口内を潤します。赤い果実の奥にやや黒味の有る果実感が潜み、全くドライで有るにも関わらず、旨みを酸で形成出来ています。
これ、美味しくないって人はいないだろうなぁ・・と素直に思っちゃいますね。
また、価格の方も正直でして、それまでは村名シャンボール=ミュジニーとほぼ同じでしたが、クリストフも出来栄えに満足しているのでしょう。ドメーヌ出しの価格は確実に高くなっていますし、リテールでも同様です。
昔からルーミエさんのワインを飲まれていた方にとっては、
「ルーミエさんのモレ?・・ん~・・普通ならスルーかなぁ・・。」
と思われるに違い無いですが、昨今はこのリーズナブルなモレ狙いの方がとても増えて来ています。さすがに目聡いですね~・・お目が高いと言うべきでしょうか。
元々、このルーミエさんのモノポール(単独所有、ルーミエさんはスル・プロプリエテールと記載します。)でも有り、しかも、かの孤高のグラン・クリュである「クロ・ド・タール」の下部、1級レ・ルショを挟んだ位置に有ります。
南側はシャンボール村名の同名クリュ、レ・ビュッシエールと1級のレ・サンティエですから、
「数年前まではやや武骨なモレっぽいワインだったが、現在はシャンボール的なミネラリティに富み、シャンボール1級レ・サンティエにも似た表情を得た」
と言って良いと思います。
お勧めしたいところでは有りますが、何せ収量の少ない2015年、noisy の割り当て分も減っていますから・・すみません。お早めにご検討ください。
以上、
非常に少ないので、条件を設けさせていただきました。皆さんに少しで行き渡りますよう、お守りください。それではどうぞよろしくお願いいたします。