【そびえ立つ岩山由来!?ギラつくミネラリティと、フルーツや花の明るいアロマティックさをふんだんに持ち合わせたワインです!】[ oisy wine ]
[ oisy wine ] 恐らくこのラベルの絵はロルチェの畑の裏にそびえ立つ岩山かと思います。この岩山、本当に大きくて・・・雄大なんですよ!森の中に佇むエアーズロックのような、存在感が半端なく、さすが大陸の自然だな・・・と感じます。
そしてこのロルチュのグラン・キュヴェですが、その名の通りロルチュのまさに岩山のミネラリティをワインに閉じこめたかのような・・・スケールの大きさです!石のような硬質なミネラリテイが液体に溶け込み、少し解けるように丸みを帯びて、香りにまでミネラリティを感じるほど行き渡っております。その影響かギラつくような輝きを持った黄色の発色をしています。
香りもアロマティックでありまして、前述のようなミネラリティを感じながら、洋梨、アカシアの花、杏子などの黄色のフルーツと花、そこに若干ペトロールのようなニュアンスと穏やかなミントのようなグリーンの香りがアクセントになっています。結構明るい印象のワインです。
粘性があり、とろっとまではいかないものの、オイリーなニュアンスがあり、密度と凝縮感の高い液体です。果実のコク味も十分すぎるほどです。ラングドックにしては冷やかな酸を感じるのはこの岩山に当たる風などの影響もあるのかな。結構な涼やかさも併せ持っています。ですので、もったり感は感じません。高い熟度ながら、冷やかで綺麗な酸を持っています。
ワインというのはテロワールが持つ影響を鏡のように味わいに映し出すから楽しいですね!いやこの場合は気候なども含めた「クリマ」という表現の方が正しいでしょうか。
ギラつくミネラリティと、フルーツや花の明るいアロマティックさをふんだんに持ち合わせたワインです!今飲むなら、デキャンタでがっつり酸素と触れ合わせた方がいいかもしれません。ご検討くださいませ!